3Dプリンタに感じた、これからの世界の広がり方
先日のブログで書いた通り、勢いで自宅に3Dプリンタを導入してみました。
FLASHFORGE Adventure3で3Dプリンタのある生活を始めました。 | タムカイズム
結論としては、家で3Dモデルが出力できるという体験は思った以上におもしろくて、子供と一緒にあれこれ作ってみている毎日です。
もちろん、手に入れたばかりの高揚感というのはあるのですが、この「当たり前に作れる」という感覚は、生活を大きくかえてくれそうだなぁ、と。
さてそんな中、ちょっと面白そうなものを見つけて作ってみたのがこちらのトカゲです。
Articulated Lizard v2 by JR_Jae – Thingiverse
https://www.thingiverse.com/thing:3505006?fbclid=IwAR0anejEZLgfb9ywXU9had6pYPCq2-iZhF7ewybAAVnO45VEfZFYoiwwtvA
繋がったチェーンのボディがそのまま出力されるという「これぞ、THE 3Dプリンタ!」というものなのですが、作って手でいじって遊んでいたらなんとも言えない気持ち良さというか楽しさがあるんです。ワークショップなどで「トーキングオブジェクト」と呼ばれるものを使ったりするのですが、そういう使い方もできそう。
で、ここからがようやく本題なのですが、まずこのデータはスペインのJavi Rodríguezさんが作ったわけなんですよね(多分)。それを彼(?)がthingiverseで共有して、たまたま僕が見つけて作ってみて、いまこうしてブログに書いていて。
さらに、Facebookにこのトカゲを投稿したら、大阪に住んでる友達が「作ってみたよ!」とこれまた写真を投稿していたり。
もうすっかりハイパーリンクでつながるインターネット的な世界が当たり前になっていたのですが、それが現実世界のものとして手に取れるようになったことを、3Dプリンタを通してあらためて感じたのです。文章を書いて、写真を撮って、時に動画を編集してと、自分も色んなことをやってきましたが、これからはさらにモノとしての発信なんてこともできるんだなあ、と。
個人的に、ここ数年はインターネット的な世界だからこそリアルな「場」や「つながり」に魅力と価値を感じ、そちらの活動を増やしていたのですが、いまあらためて何かしらの揺り戻しを感じたりもしています。
こうしてブログを書いているのもその一つなのですが、色んなことをやってきたからこその気づきを残しておいて、あわよくばこのトカゲのように、僕の知らないどこかで何かのインスピレーションを生んでくれたらいいななんて、そんなことを思ったのです。
関連記事はこちら
[milliard]