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私がブログを書く理由とブログの限界、そして #ブロネク


このところ立て続けに人から
「美味しい店ない?」
と聞かれることがあってそのことについてつぶやいたら、妙に反響をいただきました。

今回はこの時に出てきた
「ブログには書かれないし、書けない」と「ブログの限界」というお話。

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ブログに書かれない、書けないこと

その時のつぶやきがこんな感じ

ちょうどこの発言の時は自分的に色々考えてた時期(それをこじらして移転したのですけれども)で、ここでいう「書かれないし、書けない」には「ブログという形では表現できない部分がある」という側面がありました。
あのお酒の美味しさを、あのお店の素敵さを、写真やイラストや文字を使ってきっちり伝えることができるだろうかと考えた時に、書けていない部分や、書けなそうだから書いていないというものが沢山あるな、ということに気づいてしまったのです。

ただこれに対して悲観的に考えていたわけではなく、だからこそPodcastのような音声や、YouTubeやハングアウトのような動画にしかない魅力があったりするし、会うことを含む実際の体験に価値があるんだろうな、と思って先ほどのつぶやきになりました。


そんなふうに一度考えてみて出てきた結論

自分で言って自分で納得していて恐縮なのですが、ブログですべてを表現する必要はなく、断片だとしても残されたログをきっかけとして例えば何かの機会に自分でそして他人から引き出されるようなものかもしれないと、そう思ったのです。

こうして生まれたのがこのブログでちょいちょいアップされるようになった日本酒メモやビールメモ。
これまではこういうものを語るためには、しっかりと体系だてて正解を書かないといけないと思っていました。

ただ、引き出すためのものなのだとしたら、何を体験したか、そして何より正解などなく自分がどう思ったかを残すだけでいいのかもしれないな、と思えたのです。
こう思えたからこそ、日本酒メモもビールメモも書いていて自分が一番楽しいものになっております。


ブログの限界とブロネク

今回このエントリを書こうと思ったきっかけのエントリがあります。
それがこちら
@donpy 通信【549:2013/05/15版】 | 覚醒する @CDiP

これはご本人に確認し、私に対しての言及も含んでいるということを確認した上で何かの返答はしたいと考えておりました。
そんなおり、タイミング良くブロネクオンエアー#12に@donpyさんが出演してくださったので、この放映上と放送終了後に今回の移転に至った経緯や私の思いを伝えさせていただきました。

おそらく、この機会がなければ、私はあのエントリに対するアンサーをブログでは書かなかったのではないかと思っています。

私が感じた限界

あくまで個人的な意見ですが、私の思う限界として、ブログではアーカイブとしてしか相手にメッセージを伝えられない、というものがありました。
あくまで事前に書き残されたものを相手に届けることになる、つまり会話のように相手の反応をみて次の内容を変えることができないということです。

この方法ですと、自分の中に仮想の対話相手を想定して書くことになるので、論点や解釈がずれてしまうことが往々にしてあります。
特に今回の内容は自分的にセンシティブな内容だと思っていたので、このズレは極力無くしたいな、と思っていました。

そこでハングアウトです。
これであれば相手の表情も見えますし、発言としてインタラクティブにメッセージを調整することができます。
結果、donpyさんには私の思いが伝わったのではないかな、と感じることができました。

最近のブロネクと私

さらにもう少しだけ続けて最近のブロネクに対する私のスタンスなど。

初期のオンエアを見ていただいた方ならお気づきかと思うのですが、初期の私のスタンスは積極的に場をまとめる役でした。
意見や流れを読もうとしてみたり、解説の合いの手をいれることに注意を払っていました。

ただ、回数が進むにつれそれぞれのキャラクターが見えてきたあたりから、逆にオンエア配信でしか起こらない反応を見たくてまとめるより発散させるような発言をするようになっています。
これも先ほどのブログではできないことに対するチャレンジの一環なのかな、と思ってみたりして。

でもやっぱりブログって楽しい

でもやっぱり楽しいのです。
今こうやって考えたことがひとつのアーカイブとして残ること、それは文章だけでなく、音声だったり、写真だったりもして。
公開して、知っている人知らない人に伝わって「そうそう!」とか「それはどうだろう?」とか思ってもらうこと。そしてそれが新しい人や情報との出会いにつながること。

万人受けする楽しさではないかもしれないけれど、こういうことが楽しくなっているのです。

すべてをブログでは語るわけではないけれど、こういう楽しさの虜になっているあたり、自分も「ブロガー」ってやつなのかなと思ったりしたのでした。



そうそう、長々書いてきましたが、結論としては
「やっぱりとっておきのお店情報はブログには書かない」
これですね(笑)

ワシヅカミできたかな?
(デザイン+イラスト+ガジェット)×ヒラメキ=ワシヅカミクリエイターのタムカイでした。

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