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指紋認証を搭載したiPhone 5sの説明文に見るAppleのデザイン哲学とiPhoneのこれから


iPhone5s

というわけでこんなエントリを書いて重箱の隅をつついてみましたが、日本時間9/11未明に発表された「iPhone 5s」と「iPhone 5c」の話題をもう少しだけ。
「iPhone 5s」と「iPhone 5c」の正しい表記はスペースを挟んでsとcは小文字。あれ?「iPhone4s」?

やはり今回の発表で最注目された要素の一つがiPhone 5sに搭載された「TouchID」そう「指紋センサー」なのではないかな、と思います。

これまで一部メーカーのフィーチャーフォンやスマートフォンでも搭載されていたセンサーですが、iPhoneが搭載するのはこれが初めてですね。

で、この部分に対するAppleの説明が、まぁさすがというか。

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技術ではなく、目的が第一だというコト

公式サイトの説明がこちら

技術的にできるから、という理由だけでつくったのではありません。
真に人の役に立つ技術をかたちにしたのです。ただ次の製品をつくったのではありません。
次はこうあるべきだ、と信じることをかたちにしたのです。

via: アップル – iPhone 5s

できるからやったのではない。次にあるべき姿を作っただけだ。とか。

iPhoneを使う時は、あなたにパスワードを覚えてもらうのではなく、iPhoneのほうがあなたを覚えておくべきだと考えたのです。

via: アップル – iPhone 5s – デザイン

あなたが覚えるのではなくiPhoneが覚えるのだ、とか。

こういうのも、Appleでなければ「高セキュリティの~」だとか「驚異の認証精度で~」だとか性能面重視のコピーになってしまったんじゃないかな、と思ってしまうのです。
理由はどうあれ、この説明でこの機能を出してくるところにAppleの哲学が見てとれる気がします。


もちろん動作にもApple流のおもてなしが

さてその指紋認証ですが、動作の様子を撮影した動画がアップされておりました。

動画では指を離しながらちょっとずつ読み取らせていますが、プログレスバー代わりに指紋が色づくアニメーションなどもあって、何をしているか分かりやすくなってますね。
こういった気の利かせ方はiTunesのカード読み取り(レビュー記事)とも共通するものがあると感じます。


AppleとiPhoneの今後はどうなる?

事前のリークもあったりで、期待したほどではなかったという声もちらほら聞かれましたが、進化としては真っ当な方向ですし、現在iPhone 4S以前の機種を使っている人には間違いなくオススメできる機能だと思います。
今回のiPhone 5cとiPhone 5sのラインナップ、今か今かと待たれていたNTT docomoからの発売と、これまたいっそうiPhoneユーザーが増えそうな予感も。

そういえば、決してガジェットなどに興味のある方ではない実家の母親もiPhoneにしたいと言い出したりして、そういう時期に来たんだなーということを実感させられたりして。

あとは「ワン・モア・シング(もう一つ)」の隠し球がいつでてくるのか、はたまたもはやアップルは世界を驚かす「ワン・モア・シング(もう一つ)」を生み出す創造性を失ってしまったのか、関心はどうしてもそちらに向かっていきます。

via: 大西 宏のマーケティング・エッセンス : アップルの新しいサプライズ

こういった意見もあり、なるほどな、と感じます。

私の希望としては、ひとまずここをこの方向の到達点として、次の進化を楽しみにしてみたいと思います。あとはiOSの進化とアプリ次第でまだまだ可能性がたくさんありそうなので、それにも期待しつつ、でしょうか。

ただこの期待というのはAppleに対してだけでなく、その他の企業や、個人や、そして自分自身に向けられたものだったりするわけです。
あの頃ガラケーに夢中だった自分が、いつしかスマートフォンに心をワシヅカミされてはや数年、そろそろ次を見てみたいなと思うのです。
必ずしもそれはAppleである必要はなかったりもして。

次はどんなものが来るんでしょうね!
こんなにワクワクできるガジェットがいっぱいあって本当に幸せだなって思えるのです。

ワシヅカミできたかな?
とりあえずiPhoneは6待ちかなー、5ユーザーのタムカイでした。

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