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そこにいたのは「ホリエモン」ではなく「堀江貴文」 — 「ゼロ」出版記念ブロガーミーティング



ある日、SNSのタイムラインを眺めていると、とあるWeb記事のリンクが。
何気なく開いて少し読み始めたところで引き込まれてしまい、次はまだかと毎週ワクワク待つようになってしまった連載。

それが2013年11月に出版される、堀江貴文氏(正直、この時は「ホリエモン」という認識でした)の著書「ゼロ」の第0章でした。
第0章 それでも僕は働きたい|ゼローーなにもない自分に小さなイチを足していく|堀江貴文の記事、コラムを読むならcakes(ケイクス)

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この「ゼロ」という書籍は定額制コンテンツサイト「cakes(ケイクス)」上の書き下ろし連載であり、それがそのまま出版されるというもので、この第0章が全文公開されていたのです。

私はcakesに登録しておりませんでしたので、出版されたら購入しようと決めてそれから数日後、これまたSNSで「堀江貴文『ゼロ』ブロガーミーティング参加者募集」という投稿を見つけ「この機会を逃すと次はない…!」という予感のもと申込んでみたところ、無事参加することができたのでした。


ブロガーミーティングの流れ


ブロガー側の参加者は30人程度、それに関係者と、株式会社ピースオブケイクCEO加藤さんと星海社の柿内さん。

このイベントは「堀江貴文ミリオンセラープロジェクト」の一環として、堀江氏によって行われている書店巡りや、これから開催される出版イベントに先駆けて行われたもので、この規模感を含め堀江氏の言葉を借りれば「ゲネプロ」という感じ。
堀江貴文「ゼロ」出版記念・ブロガーミーティングがいい空気のゲネプロだったことをお伝えします:[mi]みたいもん!

イベントでは前半が堀江氏から現在と本作、なぜ「ミリオンセラー」なのかへの思いが語られ、後半には加藤氏、垣内氏を加えたトークセッション、最後に質疑応答という流れで進行していきました。


「ホリエモン」ではなく「堀江貴文」


私としては前半、堀江氏のが思いを語るセッションをとても興味深く聞いていました。

彼の知名度からすれば、決して大きくない会議室、壁に貼られた本書のポスターだけを背にして、ゆっくりとこれまでのこと、これからの夢を語る堀江氏。

そこにいたのは本書「ゼロ」と同じく、素のままの「堀江貴文」という人でした。

私は彼と面識があるわけでも、共通の知人がいるわけでもありませんので、どうしてもメディアで見た「ホリエモン」のイメージを強く持っていました。
ただ、今回の「ゼロ」第0章で感じた、もっと人間臭くて素の「堀江貴文」がそこにいたのです。


どうしてミリオンセラーなのか

「どうしてミリオンセラーなのか?」その答えこそがまさに「ホリエモン」にありました。

これまで近しい人がわかってくれていればそれでいいと、知らず知らず周囲に敵を増やしてしまったこと、そしてその結作り上げられたのが私もイメージしてしまった「ホリエモン」というイメージ、そしてその結末は皆さんもご存知の通りです。

この1年9ヶ月に渡る長野刑務所の期間を経て、本を読み考え、それでも残っていたのが「自分の思いを人に伝えたい」ということだった、と。

ただ、そのためには「ホリエモン」の印象が強すぎるわけです。
かつてテレビという最強のマスメディアによって作られたイメージを上書きするには、どうしても「ミリオンセラー」のような、ある意味センセーショナルなきっかけが必要だ、と。

また、数として広がれば読者だけではなく、その周りの人にきっかけが与えられるかもしれないというニュアンスもありました。

この辺りについてはLifehacking.jpのエントリを
普通の人の普通の努力。堀江貴文「ゼロ」出版記念ブロガーイベントで、堀江さんの「普通」の威力にふれる | Lifehacking.jp


「努力」に対するスタンス

そして一番印象深かったのは
「自分は努力なんてしたことないと言ってきた。ただ、みんなは僕のことを努力の人だという。よく考えると、そうかこれが努力というのかと分かった」
といった流れでした。

ある状況に対して「どうしてこうなった?」と考えてもマイナス方向にしかいかない、「どうすればもっとよくなる?」と考えることで次の行動が思い浮かぶし、悩んでいるくらいなら時間がもったいないからやる。あとハマると楽しくなるのでそこを大事にはしている。

これが彼にとっては当たり前で、周りから見ると「努力」だったわけです。

編集の方も言っておられましたが、誰よりもアイデアを出して、誰よりも行動するのが堀江氏だそうです。
そしてこれを聞いた時、「彼は今、この状況もそんな風に楽しんでいるんだな」と感じました。

ミリオンセラーという目的があり、そのためにできることはやる、その上ハマって楽しんでいて。

他にも様々な話題を話していただきとても興味深く、自分の中での「ホリエモン」というイメージはかなり薄い存在になっていました。

そんなわけで、もし今も彼を単に「ホリエモン」と思っているのなら、まずは先述の「ゼロ」の第0章を読んでみてください。
さらに興味があれば、11月5日に出版される書籍を読んでみてはいかがでしょう?

イメージだけの「ホリエモン」ではなく、「堀江貴文」という一人の人間のメッセージがとても丁寧に語られた一冊になっていますよ。



第0章 それでも僕は働きたい|ゼローーなにもない自分に小さなイチを足していく|堀江貴文の記事、コラムを読むならcakes(ケイクス)


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