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考えすぎるでも何も考えないでもなく、シンプルな思いで行動するためのコツ


人に何かを教える・伝えるということは、そのまま自分が何かを教わることでもあると感じる今日この頃、このブログ含め本当にありがとうございます。

先日とあるマンガで見た
生徒が成長するのに、先生も成長しなかったら何も教えられないでしょう?
というセリフが胸にグッときたのでした。

さて、今回もそんな気づきの中から一つ。

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きっかけは自分がかけたアドバイス

私が主催しているラクガキ講座では、直線を描くというワークをするようにしています。

これは、ウォーミングアップであるとともに、普段字を書く時以上のスケール感を体に覚え込ませるためのエクササイズなのですが、やってみるとまあたった10cmくらいの線でも、慣れていないと大変なものなのです。

慣れ不慣れはほとんどの場合に描いた線から見て取れるもので、不思議と

「きれいに描こう」
「まっすぐにしよう」
「あ、曲がった」
「こんな感じでいいんだっけ…?」

と、すごく色んなことを考えてしまっていることが伝わってくるんですよね。

そんな中、とある方の線を見て私の言ったアドバイスが

考えすぎるでも何も考えないのでもなく、シンプルな思いで線を描けるようになりましょう

というものでした。


反復練習で見につくシンプルな思い

自分で言った言葉に、自分でハッとするのもおかしな話なのですが、ああこれってあれと同じだ、と思ったのです。

おそらく、ほとんどの人が

ににんが

と言われたら

と答えるんじゃないかと思います。

しかも

「2に2をかけるっていうことは2が2つってことだから2+2なので4だ!」

なんて、色々考えることもなく。

そして反射的な側面はあるもののちゃんと「4」が頭には浮かんでいるはずです。



実はこのアドバイスと同時に

きれいな線を描くことはスポーツと同じ身体運動なので、反復練習をすれば描けるようになる

というようにも言っているんですよね。



そう、小学校くらいの時に必死で九九を反復練習したからこそ、「ににんがし」がすごくすっと出てくるわけです。


積み重ねの力の偉大さと積み重ねるもの

線を描くことにせよ、九九にせよ、ほんの少しのことが積み重なっていくと、それが自分にとって当たり前になり、とてもシンプルな思いで行動できるようになります。
そして余計なことを考えなくなった時に、上達や効率化を考える意味ができるのです。

絵を描くこと、ブログを書くこと、ジョギングをすること、どれも同じですよね。



そう気づいた時に、私自身も考えるところがありました。
例えば「電車の中で席を譲る」という行為。

慣れてないうちは

「どのタイミングにしよう」
「どう思われるだろう」
「変な人って思われないかな…」

と色々なことを考えてしまいます。
というよりまさに私が考えてしまうのですが…。

でも、こんな行為も何度も反復していくと、すごく自然にできるようになると思うのです。
事実電車の中で、とても自然にこういったことができる人を見かけます。

これと同じように「挨拶をする」とか「『ありがとう』と感謝の言葉を言う」とか、子供の頃あたり前のことを親や先生がわざわざ言ってやらせたのも、そういう理由だったんだろうな、と思ったりもして。



まとめるとありきたりではあるのですが

もし何か変えたい、変わりたい、身に付けたいことがあるのなら小さな行動を繰り返すことからはじめて、みましょう。
そうすると、余計なことを考えがそぎ落とされて、自然に行動できるようになるはず。

ということになりますか(笑)



余談みたいになりつつ、意外にこれが本題なのですが
ウチの子供たちにはご飯を食べると「おいしい?」と聞くようにしていて、まあほとんど「おいしい」と返ってくるのですが、それにちょい足しして「だったらなんて言うんだっけ?お母さんにありがとうて言ってみよう」というのを繰り返してたら自然に言ってくれるようになりました。

この習慣、料理してくれた人も喜んでくれますし、結構オススメですよ(笑)


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