初対面の人が一気に仲良くなれる「偏愛マップ」というものを試してみたら想像以上の効果があって、色んな人のを見てみたくなったお話
先日、ブログで紹介した「RAKUGAKI CAFE&BAR by PENTEL」というお店。
テレビなどでも取材され、気になっている人も多いという話をあちこちで聞くのですが、私自身もオープンしてから再訪したいなと思っておりました。
一度行った経験上、大人数で行ったほうがきっと面白いだろうということで、「一緒に行く人いませんかー?」と呼びかけてみたところ、あれよあれよと18人もの参加者が集まることに。
で、ここまでは良かったのですが、参加者一覧を見てみると、主催者である私としかつながりのない方や、そもそも私も初めましてという方がいるような状況だったのです。
せっかく面白い人たちが集まっていると感じたので、ただ開催して後は自己責任とはせず、何かちゃんと交流できる工夫をしたいなと考えて思い出したのが、今年の4月くらいに出会った「偏愛マップ」なるものでした。
この時のことはnoteに。
偏愛マップって本を買った、で描いてみた|タムカイ|note
https://note.mu/tamkai/n/n4b1a78329552
ものすごく雑に説明すると、名前こそ仰々しいですが「自分の大好きなもの」を一枚の紙にぶわっと書く、ほんとにそれだけ。絵を使っても、文字だけでもOK。
ちなみに私が描いたものがこんな感じ。
本によると、これを最初に交換することで、一方通行で探り合いの自己紹介をすっ飛ばして、お互いの共通点や、気になるポイントから話ができるので仲良くなれますよ、とのこと。
そこには好きなものしか書かれていないわけですし、誰だって好きなものについて語る時は楽しいですよね、と。
ちょっぴり半信半疑な部分もあったのですが、何もないよりはいいだろうとやってみたらこれが想像以上に効果があったのです。
で、どういう状況だったかについては参加者の一人であるseriさんがこんな風に描いてくださいました。
自己紹介代わりに、偏愛マップというものを描いてみた。|seri|note
https://note.mu/nanakusa/n/ndeea43ab690d
ほんと、まさにこれなんです。
いうなれば、線の自己紹介ではなく面の自己紹介という感じ。
参加者の方が描いてきてくださったものをご紹介すると…
↑noteつながりのseriさんさすがカワイイ
↑特撮好きが高じて自分で撮ってみた話が興味津々!
↑文字だけでもしっかり伝わる愛があるよね!
とかとか、あちこちでお互いのマップを交換して盛り上がっていて、普通に集まる以上に交流が深まったな、と感じたのでした。
というわけでこの「偏愛マップ」なるもの、かなり使えると感じました。
ワークショップのアイスブレイクなどにもいいと思います。
ぶっちゃけ名前はどう呼んでもいいでしょうし、マインドマップが好きならそれでも、ただのリストでもよさそう、正直本も別に読まなくても大丈夫(笑)
情報量の多い名刺という指摘もまさにその通りですが、お互いが持っているということは大事かもしれません。
こういうとっかかりがあるかないかだけで全然違うというのは間違いないですね。
そうなると、色んな人のを見てみたい
で、こうなると湧いてくるのが
「知ってる人も、まだ知らない人も、いろんな人の偏愛マップが見てみたい」
という思い。
そこで思いついたのが以前ガチャ企画をやったりしたnoteです。
noteというと「課金」の側面ばかりが注目されている感がありますが、実際に使っている私の観測範囲では、スタート時の熱狂を超えて残っているのが他のサービスと比べて「表現する」ということに対して感度の高いユーザーだなという印象。
折しも「マガジン」というノートをまとめる機能が実装され、これをどう使うかという企画を考えていたところだったので、さっそくやってみたのでした。
というわけであなたも自己紹介がわりに「偏愛マップ」を書いてみませんか?
大好きなものをどんどん書くこと以外に、フォーマットなどの制限はありません!マインドマップでも、リスト形式でもなんでもかまいません!
予想していた通りというか、早速反応して書いてくださる方がいたりしてなかなか面白くなりそうな感じがあります。
noteという発信場所がセットなのも、今回の企画と相性が良かったりして。
そして作ったマガジンがこちらになります。
みんなの「偏愛マップ」
https://note.mu/tamkai/m/m719115669c6b
というわけで、ちょっと興味がわいた方は上のマガジンをのぞいてみてください、そして自分でもやってみようかな/やってみた!という方は是非教えてください!
こちらのノートのコメント欄にいただいたものを順次マガジンに追加していっておりますので!
色んな人の「偏愛マップ」を見てみたい、そしてnoteでマガジンにしてみたい。
https://note.mu/tamkai/n/n0d450aeb943a
一応こんな本はありますが、レビューにもある通り事例紹介の側面が強いので、期待して読むとちょっと肩すかしを食らうかも。
でも、メソッドとしては良いという感想が多いですね。
まさに手前味噌ではありますが「ラクガキノート術」で偏愛マップを彩るラクガキを描けるようになる方がいいかも!?
そしてKindle限定、ラクガキノートのまとめ「ラクガキノート集」はこちら。