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「頭のいい人はなぜ、方眼ノートを使うのか?」というお話を、著者の高橋政史さんから聞くために池袋の天狼院書店に行ってきた


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「頭のいい人はなぜ、方眼ノートを使うのか?」

こんな気になるタイトルの本を見かけたのはつい先日のこと。

私自身がこのブログで「ラクガキノート」なんてものをアップしている通り、人一倍「ノート」というものに対して興味関心があるのですが、ちょうどこの本を見かけるのと同タイミングで著者の高橋政史さんによるイベントが池袋の天狼院書店で開催されるということを知り、参加してきたのでした。

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初体験の天狼院書店

会場にもなったこちらの天狼院書店、私も名前を聞いたことは何度かあったのですが、足を運んだのは今回が初めてでした。

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通常の本屋とはひと味違ったレイアウト、セレクトで店内には所狭しと本が並べられています。

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カフェ的に利用できるスペースがあったり…

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なんと畳に無印の人をダメにするソファーを組み合わせたスペースもあったりして、これは本好きにはたまらないお店だろうなぁ、と感じました。

なんだかすごそう!と感じる天狼院書店についてはこちらをどうぞ!
(私自身まだ掴み切れていない(笑))

【天狼院の使い方】来店前にこれを見ればもう大丈夫!不思議と足を運びたくなる書店「天狼院書店」ってどんなトコ? 絵:スタッフ山中 – 天狼院書店
http://tenro-in.com/donnatoko


というわけで本題、「頭のいい人はなぜ、方眼ノートを使うのか?」というお話

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今回のイベントはこちらの本をベースにしたものになっていました。
本の上にあるのは、この本の内容を取り入れて開発された特製ノートです。

さて、私自身はイベント前にこちらの本を購入し、一読してから参加しました。

ただ、正直に言うと私自身はこの本だけではすっきりしなかったというか、ちょっとモヤモヤしたものが残っていたのも事実で。このもやっとした感じはちょうどAmazonのレビューで極端に評価が分かれているのと同じ印象だったんですね。

とはいえ、直接お話を聞くことで得られる気付きがあるはずに違いないという確信もあり、期待してイベントへと向かいました。

そんなイベントのラクガキノートは以下に。

方眼ノート001

方眼ノート002

方眼ノート003

さて、これだけですと単なる記録ですので、本と内容の理解を補強するために使えそうだと私が感じた3つのポイントを挙げておきます。(もちろん、本書で書かれていることとの重複もありますが)

1.本書でいう「ノート」は「アウトプットノート」が基本

イベントや本の中でも「外資系コンサルの人たちが」というキーワードが頻出するように、彼らにとっての最重要項目は「アウトプット」であり、ここでいうノートはそのためのものであるというのが大きなポイントでした。

個人的に記録をしたり、発想を広げるのには別のやり方もありそうだよなーと思っていたモヤモヤはここで1つ解決しました。
(例えば上にある私が書いたものはどうなんだろう?みたいな)

とはいえ、この本で紹介されている内容も、ちゃんと考えて応用すれば様々な用途に使えますし、その例も載っています。

このフォーカスは全く間違っていないと思います。
そもそもアウトプットを気にしていなければ、ノート術になんて興味を持たないはずだからです。


2.フレーム(型)の重要性

本書で述べられている最も重要な要素が「フレーム(型)」の重要性です。

何かを行う際に型があるのかないのかで、かかる時間が大幅に変わるということはよくあります。極端に言うと本を片付けるのに本棚から作ろうと考えるとものすごく大変です。

本書ではそんなノートの「フレーム(型)」として、以下の書き方を紹介しています。

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重要なのは事実、解釈、行動が分かれていること、またそれが何のためのもので(論点)、どうすべきか(結論)がはっきりみてとれること、ということです。
この分割に方眼ノートが適している、ということなんですね。

外資系コンサルなどでは、平均的に高く、人によらないアウトプットが求められるため、最初の数年はこの「フレーム(型)」を叩き込まれるのだそうです。


3.フレーム(型)の習得には繰り返しの修練が必要

本を読んで感じた一番のモヤモヤが、「この本だけじゃ具体例が分からないよな…」ということでした。

でも、これはある意味当然で、フレーム(型)を身につけるには、とにかく自分で書いてみて、試行錯誤するしかないのです。
だって、外資系コンサルでも最初は叩き込まれるわけですから。

なのでこの本自体は、あくまできっかけや入口なのかな、と思いました。

そういう意味で、本書の帯で謳われている

ノートを変えるだけで、「6つの能力」がアップ!
1.「忘れない記憶」ができるようになり、記憶力がアップする!
2.「黄金の3分割」で、ロジカルシンキングができるようになる!
3.「新聞のように、ノートにも見出し」をつけるだけで、問題解決力が高まる!
4.「初公開! プレゼンノート」で、プレゼンがうまくなる!
5.「書き心地ファースト! 」な紙とペンで、モチベーションが上がる!
6.「ストーリーとしてのノート戦略」で、勉強力が高まる!

も、意識してこの「フレーム(型)」を身につけられれば、あながち言い過ぎではないかな、と。
ただ、1つ言えるのは、この本を読んだだけではダメで、大切なのは自分で書くこと、です。



私としてはここにビジュアルで表現するためのラクガキ力が加わればかなりいいんじゃない!?なんて思ってるんですけどね(笑)どうですかね?



というわけで、私もちょっとこの型を使ってみようと思います。

実際に行動してみて、どういう場面に使えるのか、もしかしたら他の方法はないのか、個人的にはそういうことを考えられることこそが「頭がいい」だと思っているので。

追記
9/24にこちらの本をベースにした高橋政史さん「方眼ノートの使い方」講義が芳林堂書店の高田馬場店 8階特設会場で開催されるそうですよ。


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