松江青年会議所主催「まつえ楽がきキッズ」で講師として登壇することになりました!さて、松江ってどんなところかご存知ですか?
「面白そうなオファーには乗っかってみよう!」と決めてから、ラクガキ講座「ハッピーラクガキライフ」を開催することになったり、「ラクガキノート術」という本を出すことになったり、それまで想像もしてなかったことが起こっているわけですが、今度は松江青年会議所という団体にお声がけをいただき、「まつえ楽がきキッズ」というイベントで講師として登壇することになったのでした。
すでに募集自体は終わってしまっているのですが、こんなイベントになります。
事業案内・報告 | 2015年度松江青年会議所ホームページ
http://www.matsuejc.jp/2015/?id=10&page=15030401
「ラクガキ」を通して「親子のコミュニケーションを深めたり、松江の魅力を知ってもらうイベントを開催したいんです!」という実行委員長からの熱いメールをいただいたのは昨年11月のこと。
今でこそ書籍を出させていただいたりと、実績になりそうなものもあるのですが、この時はそんなことはまだ全く決まっていなかった状態でした。
しかし、私自身が色々な発信をしていたこと、それがきっかけになってこういうつながりができたことは、今の時代ならではだな、と感じたのでした。でも、一番は思いの一致なのだなと思ったりして。
松江市ってこんなところ
さて、今回お声がけをいただいた島根県松江市という街。
私自身は12年ほど前に仕事で島根県を訪れ、かろうじて出雲大社を訪れたことがあるのですが、お恥ずかしながら松江市については全然知らなかったのです。
今回は講座開催の事前打ち合わせということで松江にご招待いただき、いろいろとお話を聞かせていただきました。
まず、驚いたのが案内してくださるみなさんが本当に松江が好きなんだな!と感じたこと。しかも自分の街についてとっても詳しいんですね。
「小学校とかで習ったから当たり前ですよ」と笑われていましたが、実際自分が自分の街にそれだけ詳しいかというとちょっと疑問に感じるところも…。
今回お声がけいただいたイベントもそうですが、松江青年会議所をはじめとした街の方たちがしっかりと伝統を受け継ぐ教育をしているというのが印象的でした。
あらためて松江市ってどんなところだろう、と地図を見てみると私の住んでいる横浜からずーっと西に行ったここに松江市はあります。
Wikipediaの説明を引用すると
北は日本海に接する島根半島と宍道湖と中海に挟まれた地域に広がる都市。松江藩の城下町を中心に発展してきた山陰の中心都市であり、鳥取県米子市とともに中海・宍道湖経済圏の中核を担う。宍道湖から中海に注ぐ大橋川によって市街地は南北に二分され、北側が橋北(きょうほく)、南側が橋南(きょうなん)と呼ばれる。
(中略)
宍道湖畔、大橋川の両岸に築かれた町であることや、松江城下の堀川の保存状態も良いことから「水の都」とされ、水郷水都全国会議の第1回会議は松江市で開催された。
via:松江市 – Wikipedia
と、中海と宍道湖に挟まれ、その真ん中を川が走って南北に分断されているという、全国でも珍しい土地だということがわかります。
ちょうど鳥取の米子空港と出雲空港の中心くらいに位置していて、今回は米子空港側からの訪問となりました。
その途中にあるのが、後で説明するCMで有名になった「ベタ踏み橋」なんですね。ちなみにここが島根と鳥取の県境にあたります。
さらに拡大すると川で南北が分かれた様子がよくわかります。
街中には何本もの橋があり、個人的にはどこかパリみたいだなと思ったりしました。
ベタ踏み坂
ダイハツ タントのCMで一躍有名になった「ベタ踏み坂」こと江島大橋(えしまおおはし)は、鳥取県境港市と島根県松江市との間にかかる橋のことです。
このCMですね。
かつて跳ね上げ橋だったところ、交通の分断が起こってしまっていたため下を船がくぐれる橋を作ったのだそうです。
ちなみにCMみたいに撮影しようとすると遠くから超望遠レンズを使って撮影する必要があり、近くでみると「あれ?こんなもの?」と思ってしまったりもします(笑)
しかし、少し角度をつけるとその勾配具合がわかります。
この日は時間の都合上、車で通過するだけになってしまったのですが、最頂部からの眺めはとても素晴らしく、一見の価値があります。
「それにしてもテレビCMの影響はすごい!」とみなさん口々に言っておられました(笑)
松江城
お次は松江といえば松江城でしょう!と連れていっていただきました。
松江城(まつえじょう)は、島根県松江市殿町にある日本の城跡。別名・千鳥城。天守が現存し、国の重要文化財に指定されている。城跡は国の史跡に指定されている。この他に日本さくら名所100選や都市景観100選に選ばれている。
via:松江城 – Wikipedia
あいにくの天気ではありましたが、桜がとてもきれいで普段はここでみんながお花見をしているそうです。
全国に現存する12天守の一つで、天守の平面規模では2番目、高さでは3番目、古さでは5番目である(国宝・重要文化財建造物目録/文化庁編)。
天守閣にはチケットを買って登ります。
中には鎧兜や街の様子の展示なども。
天守閣はこんな感じ
天気が良ければ窓が開いてとても見晴らしがよいのですが、この日は雨戸がしまっていました><
時間があればずっとここでのんびりしていたかったくらいです。
いずもまがたまの里 伝承館
お次は「全国で唯一、出雲型勾玉を伝承する」といういずもまがたまの里 伝承館へ
出雲・玉造温泉「いずもまがたまの里 伝承館」公式サイト|全国で唯一、出雲型勾玉を伝承しています
http://www.magatama-sato.com/
神話や古代遺跡が数多く残るこの地ならではの施設ですね。
館内には勾玉についての展示があったりするのですが、何より楽しそうだなと思ったのが、この施設で勾玉作りを体験できるというところ。
こんな風にこう工房施設があったり、奥では勾玉作り体験をしている方もいました。
こちらの映画の小道具で使われた勾玉もここで作られたそうです。
子供が喜びそうだなーと思ったのが宝石探し体験館です。
釣堀のように水に沈んだ宝石を探すというものなのですが、こういうの子供が夢中になるんですよね。
この他にも案内していただいたのですが、まずはこんなところで。
印象として、それこそ神話の時代から、江戸時代まで長い歴史の上に成り立っているということをすごく感じる土地だなーというものがありました。
出身が京都なので古くからの神社仏閣などを見て育ってきたのですが、それとはまた違う積み重ねを感じるというか。
是非、機会があれば皆さんも訪れてみてはいかがでしょう?
こんなまとめもありましたし。
出雲大社だけじゃない!縁結び&女子力UPの旅なら島根へGO! – NAVER まとめ
http://matome.naver.jp/odai/2136979062944043901
というか、自分が日本のことをまだまだ知らないなーとすごく感じました。
まずは4/19に松江でのイベントをがんばって、他にもいろんなところに行ってみたいなーなんてちょっと気が早いですかね、どうですかね(笑)