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あのコーエン兄弟も認めるAdobe Premiere Pro。最新作「ヘイル、シーザー!」の試写とともにその進化を聞いてきました


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4/18よりアメリカで開催される世界最大の放送機器展NAB Show 2016にてAdobeの映像制作ツールの次期アップデートが発表されるとのことで、メディア向け先行公開に参加してきました。

アドビ映像制作ツール次期アップデートをNAB 2016で先行公開 | Adobe Creative Station

また、同ツールを使って編集された5/13に日本公開となるコーエン兄弟の最新作「ハイル、シーザー!」の先行試写も体験させていただきました。

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まずはAdobe Premiere Proを取り巻く状況から。
国内での業務映像制作ユーザーにおけるAdobe Premiere Proのシェアが伸びているそうです。

これには以前多くの現場で使われていたFinal Cut ProのUI刷新なども関連しているそうです。
Final Cut ProからPremiere Proに–動画クリエイターの愛用ツールに異変か – builder by ZDNet Japan

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そんな中、映像を取り巻く環境も大きく変化しています。
技術面では4Kを超える高解像度や、VRといったこれまでなかった環境が。

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収益モデルにも変化があり、特にアメリカなどではケーブルテレビからネットで見られる映像配信サービスへの移行やYouTubeなどの広告出稿など、これまでにない変化が起こっています。

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業界が混乱するほどの大きな変化というのは大きなチャンスでもあります。
Adobeではコンテンツ作成に関わるCreative Cloudとマーケティングに関わる Marketing Cloudの両面でクリエイターをサポートしているそうです。


Adobe Premiere Proの新機能について

Premiereの新機能については実際のデモで以下の3つをご紹介いただきました。

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8Kを代表とする高解像度映像制作への対応強化は特に目玉と言える機能だそうです。実データを編集するのはもちろん、作業用の低解像度データを生成するなど、ストレスのない編集が可能になります。

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VR対応も大きなポイントで、Equi-rectangular(正距円筒図法)形式のVRビデオを扱えるようになりました。
RICOH THETAなど、一般ユーザーがVR素材を簡単に作成できるようになってきているので、こちらの機能は嬉しい方も多いのではないでしょうか?

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その他には動画内の色域を選択し置き換える機能が紹介され、デモでは青空をピンクに置き換え、夕方のように加工する様子が紹介されました。


「ヘイル、シーザー!」のコーエン兄弟とAdobe Premiere Pro

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5/13に「ヘイル、シーザー!」が日本公開されるコーエン兄弟もAdobe Premiere Proを愛用しているそうです。

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アナログの映画作りを愛する彼らをして「アナログとなんら変わりがない」と言わせるあたりに、Adobeさんのこだわりを感じました。

「ヘイル、シーザー!」に関しては、ほぼ前知識なしで見たのですが、予告編が若干煽り気味というか、正直なところこの印象で見に行くと少し肩透かしを食らうかもしれません。

1950年代のハリウッドを舞台とし、古き良き映画制作の裏側とそこで起こるドタバタをとても丁寧に描いた作品でした。クスリとさせられるシーンもあり、終わった時には「ああ、いい映画をみたな」という気持ちに。

若干当時の作品の知識や宗教観を求められるところもあり、見る人を選ぶタイプかもしれませんが、コーエン兄弟の作品が好きな方にはたまらないのではないでしょうか。



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あとは、6/1に日本公開となる「DEAPOOL」も全編Adobe Premiere Proで編集されているそうです。こちらはVFXが多用されているのでAfter Effectとの連携などでも相性が良さそうです。
こちらも気になっているので公開されたら劇場に行こうと思います!



プロが使うものと遜色ないツールが一般ユーザーにも利用できるという、とても素晴らしい時代になりました。
是非Adobeのツールでみなさんのクリエイティビティを発揮してみてください!


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