自画撮りムービーカメラ iVIS miniを発売前に体験。Canonだから作れたニュースタンダードの1つのカタチ。
私、先日開催されたブロガーサミット2013ではビデオブロガーとして登壇させていただいたわけですが、実際にはビデオ投稿が主ではなく、普段は美味しいものやらガジェットやらについて気の向くままにブログを書いている方がメインだったりします。
とはいえ、元来のガジェット好きと、子育てを通してビデオを活用するシーンはそれなりに多く、先日もアクションカメラ「Aee Magicam SD21」のようなビデオカメラを買ってみては色々趣味で撮影してみたり。
という私ですので「キヤノンのニューコンセプトビデオカメラ」という言葉に何か感じるものがあり、キヤノンマーケティングジャパンさんのイベントに参加させていただいたのでした。
今回ご紹介いただいたのは9/10予約開始、9/17発売の新製品「iVIS mini」というムービーカメラ。
イベントの直前に北米の新製品情報がリリースされ、イベントの前日には日本版のニュースリリースも出たため、こちらを発売前に体験できるとあってかなりワクワクしながら参加させていただいたのでした。
キヤノン:iVIS mini|概要
というわけでまずは今回見せていただいた製品のご紹介から
iVIS miniとは
これまでに見たことのない形状のこのビデオカメラには
「置き撮りムービーカメラ」
というキャッチコピーがついています。
対角160°(動画)の広角レンズはGoProやAEE MagiCam SD21のようなアクションカメラの機能を想像させますが、それらよりも一回り大きいサイズのボディに搭載されたバリアングル液晶とスタンドによってこれらとはまた違った製品だということが分かります。
そう、これはビデオブログのような用途で活躍する
「自画撮りムービーカメラ」
なのです。
これまではバリアングル液晶の搭載されたビデオカメラやミラーレス一眼がこのような用途で利用されてきましたが、ここまでの広角レンズを搭載した物はほとんどなく、かつオンラインショップ販売価格:29,980円という値段もあって、これからビデオブログをはじめたい方、すでにされている方にも魅力的なカメラになっていると感じました。
自己表現動画時代のカメラとは
私がこのカメラを見たときに感じたのは、「動画の扱いにおけるパラダイムシフトにしっかり追いついたカメラがようやく出た」ということでした。
元々は映画やテレビが主だった動画が、個人でも手に入れられる機材の普及によって個人や家族の物となり、今やYouTubeが代表する動画共有サービスによって、動画は自己表現という側面を持つように。
その際求められたのは、自らが脚本、出演、撮影、編集をこなすという新しい動画との関わりあいでした。
このような時代にカメラメーカーとして何ができるか。
そんな問いかけに対するキヤノンさんの答えがこのカメラだと感じたのです。
イベントではキヤノンさんからの商品説明がもちろんあったのですが
まさにターゲットユーザーであるYouTuberの瀬戸弘司さんが、このイベントのさらに前からこのカメラを使ってみた感想を話してくださいました。
とにかくもう、このカメラがYouTuberにとっていかにすばらしい物であるか、その興奮たるや。
イベントの直前にはこちらの動画もアップされており、イベント会場に向かう電車でついつい見入ってしまいました。
こういうメッセージのインパクトは動画ならではだな、と感じさせられます。
今回はモニターとしてこちらのカメラをお借りすることができました。
というわけでしばらくの間、ブロガーとして、ガジェット好きとして、また父親として、もしかしたら初心者YouTuberとして、このカメラを色々使ってみたいと思います。
いやあ、なんというかこれをどう使えばおもしろいか、挑戦状を渡されたみたいな気分でワクワクしております!
とにかくこれだけは言えるのは、一時期YouTuberの間でソニーのNEX-5Rというカメラがものすごく売れたことがありましたが、次のブームはこの「iVIS mini」で間違いないだろう、ということですかね。
こちらのカメラはキヤノン:キヤノンオンラインショップのみの限定販売になっています。動画作例などもありますので、気になる方はチェックしてみてはいかがでしょうか?
ていうか文章長いな…><。
これが動画になっていればいいのか…と感じたファーストインプレッションでした!