点3つが顔に見えることを「シミュラクラ現象」と呼ぶそうですが、誰かのことを想うには想像力が必要
人間には点が3つ集まった図形があると人の顔に見えてしまう脳の働きがあります。
調べてみたら「シミュラクラ現象」ということを知りました
人は他人や動物に出会った場合、敵味方を判断したり、相手の行動、感情などを予測したりする目的で本能的にまず、相手の目を見る習性がある。人や動物の目と口は逆三角形に配置されていることから、点や線などが三角形に配置されたものを見ると、脳は顔と判断してしまう。心霊写真と呼ばれる現象の多くがこれで説明できる。
via: シミュラクラ現象 – Wikipedia
ところでこちらは昨日のツイート、流れ的にブログのお話だったのですが
やっぱり書いたら読んでもらいたいですもん。
でも、「読んでもらいたい」が「もっと多くの人に」になって、最終的に具体的な誰かではなく「PVっていう数字」になりはじめたら、その時はちょっと注意が必要かもですね。
— タムカイ (@tamkai) 2014, 10月 27
ブログを書いていたりお仕事をしていて、はじめは知り合いのためお客様のためと思っていたものが、ふとした瞬間に「PV」だったり「売上」だったり、人ではない数字ばかり気になってしまうことがあります。
時には自分の初心も忘れてしまったり…。
こういう時、大抵最初に見えていた相手の、そして自分の顔を思い浮かべられなくなっているんですよね。こればかりは、ちゃんと意識して想像する必要があります。
で、こういう時に使える技術の一つがラクガキかな、と私は考えているのです。
丸を3つ書くだけで顔に見える、さらにちょっとしたテクニックで表情を付けることもできます。
時折開催しているラクガキ講座「ハッピーラクガキライフ」で表情の描き方を教えるのには、実はこんな理由があったりするのです。
あと一つ、数字ではなく「顔が見える相手」という意味では先日参加したこちらのマーケティングセミナーでも
「新規顧客よりも、既存のお客様を大切にしましょう」というお話がありました。
これってつまりは、ちゃんと顔が思い浮かべられるお客様のことを想って、いい関係を作りましょうということなんですよね。結果それがビジネスをいい方向に進めてくれる、と。
やっぱりブログも、マーケティングも、相手があってなりたつものですからね。
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