お米に対する愛情の深さに感動!!千葉県君津の石川商店「五穀米」と「福っくら御膳」をオススメしたくなった理由
先日ラクガキ講座のために千葉県君津の亀山温泉ホテルを訪れたのですが、その翌日、千葉県君津市にあるに参加者の一人石川さんのお店「石川商店」を訪問しました。
Webサイトはこちら
おいしいお米と雑穀米の通販 | 五穀米の石川商店
http://www.gokokumai.co.jp/
以前からSNS上でつながりがあり、少し交流はあったのですが実際に会ったのはこの前日が初めて、ただ同い年ということもあり一瞬で打ち解けてすっかり仲良くさせていただいたのでした。
お米に対する愛情がすごい!
石川商店では常時数種類のお米を取り扱っているそうなのですが、この日は特別にお店でお米を精米する様子を見せていただくことができました。
倉庫に入ると大量の玄米が。
石川さんは毎朝このお米を手で積んでいるんだそうです!
そしてこの倉庫、お米のとってもいい香りがするんですよね!
倉庫の端には巨大な精米機が。
こちらでいくつもの工程を経て私たちが口にする白米になるんです。
特にすごいと感じたのがこのカラー撰穀機です。
これは何かというとカメラでお米の色合いを見て、色のついたものや粒の不揃いなものを選別するというものです。
こちらが選別された商品としてはNGのお米です。
茶色いものや粒が割れてしまったものがあるのがわかると思います。
ここでちょっと疑問があって聞いてみました。
タムカイ「機械の力ってすごいですねー!これでやっぱり作業が楽々になったんですか?」
石川さん「いやいや、そういうことはないんですよ」
タムカイ「え?どういうことですか?」
石川さん「実はこの機械っていうのは細かい微調整が命の機械なんです。例えばどのくらいの粒の小ささや茶色さをNGとするのか、その日のコンディションによって変えないといけないんです。そこに熟練の技術がいるんです。」
タムカイ「なるほどー!」
石川さん「ひとくちに機械と言っても使う人次第なんですよ!」
と、あたりを見回してみると…
床に一粒たりともお米が落ちてないんです!
石川さん「社長(お父さま)も僕も掃除はものすごく気にしているんですよ!」
とのこと。
もうこの時点でお米に対する愛情をものすごく感じたのです!
実は「五穀米」の商標を持っている石川商店
さてもう一つ、マクロビオティックなど自然食品・健康食品がブームになったりする中で「五穀米」という言葉を聞いたことがある方も多いかもしれません。
五穀とは一般的に米、麦、豆、粟(あわ)、稗(ひえ)を指すと言われています。
石川商店では1989年から五穀米として丸麦、小豆、ひえ、はと麦、黒豆、きび、大豆、あわ、玄米の9種類の穀物をブレンドしたものを販売しています。
こちらの特徴は
・9種類の雑穀がすべて国内産原料を使用
(一般的な製品では90%以上が海外産!)
・モチモチした食感の食べやすさ
・一種類だけでは不足しがちな栄養価もブレンドすることで豊富!
というもの。
五穀米 炊飯用3合パック – おいしいお米と雑穀米の通販 | 五穀米の石川商店
また、最近は白米に混ぜて炊くタイプの「福っくら御膳」という商品もあります(写真右側)。
こちらはリピーターがとても多く、あの通販生活の食品部門でも常に上位にいたり、有名人にも愛好者が多く浜崎あゆみが取り寄せているなんてエピソードも。
こちらは13種類の穀物がバランス良くブレンドされています。
福っくら御膳 300g – おいしいお米と雑穀米の通販 | 五穀米の石川商店
石川商店だからできる雑穀へのこだわり
こういった商品を扱う石川商店だからできるのが、こちらの雑穀の量り売りです。
普通見たことないですよね?
というのもこの形式の売り方は虫が湧きやすく、ちゃんとした知識があり管理ができるところでないと難しいんだとか。
そして見てください、この綺麗さを!
先ほどのお米でもあれだけの不純物があったのに、さらに小さいこの雑穀でそういったものがないというのには、石川商店にしかできない秘密があるんです…!
今回はこちらを特別に見せていただきました。
まず、お米とは別の脱穀場に通されると…
「ストップ!ここだけは写真NGで!」
と止められてしまいました。
なんでもこの機械自体が企業秘密にあたるものだそうで、写真だけでもわかる人にはわかってしまうのだそうです。
ほんの少しチラ見せしていた石川さんの投稿を引用してみます。
機械の掃除から始まる朝。どんなにいい機械を入れてもダメ。必ずそれを触る人がいるから、最終的には人次第。きちんと毎回掃除しなきゃね。この掃除は実は1時間以上かかる大事な仕事。これができるかどうかで、商品の良さが出てくるんだなぁって思った。どんより天気だけど、開店!
Posted by 石川 紘史 on 2015年8月27日
石川さん「この機械一式でだいたい家一軒分くらいですかねー(笑)」
!!!
特注のこの機械の秘密は、お米よりずっと小さい粒に対応できたり、白米とは違って様々な色の雑穀にも対応できるところ、他にもあんなものやこんなもの、と教えていただきました。
これだけでもすごいのですが、さらにもう一つの秘密、それがこちら
わかりますかね…
なんと手作業での分別作業をしているのです!
普通に考えてものすごくコストのかかる方法ですが、石川さんは「どんなにいい機械を使っても、やっぱり最後は人にかなうものはない!」と言っていました。
例えばこちらは麦ですが、左の袋に入っているほうがNGのもの、右側がOKのものです。
言われてみると分かりますが、これが混ざっていたとして素人目にはわからないですよね…。
でも、これをちゃんと取り除くことが味はもちろん安心につながるのだそうです。
これを見たあとに先ほどの雑穀をもう一度見てみると、いかに愛情がこもった製品かが分かるというものです。
我が家でもさっそく「福っくら御膳」を入れてご飯を炊いているのですが、夫婦揃って雑穀入りご飯が大好きなのですっかりハマってしまいました。
こういったことを含めて発信しているのがオコメンこと石川さん。
あと石川商店ではお米だけでなく、体に良くて美味しいものをその時々で扱っているというのも面白いところです。
季節の限定商品としてフルーツなども取り扱っているようなので気になる方はチェックしてみるといいかも。
もちろんお店でじっくりお米の説明を聞いたりするのも楽しいかと思います!
あと何気に変なお土産買うなら石川商店で買ったほうがいいという噂も(事実私がそうなりました(笑)
是非、君津へ行かれた際には足を運んでみてはいかがでしょうか!
でもちょっと遠くて…という場合にはオンラインショップもありますよ!
おいしいお米と雑穀米の通販 | 五穀米の石川商店
http://www.gokokumai.co.jp/
あと、こういうのをさっと用意してくれてるあたりもすごいと感じましたよ…!