大正八年創業の味噌蔵たかむらでみそ造り体験!ジャムやお漬物も美味しいし近所に絶景ポイントもあるしで #信州サイコー
突然ですが、毎日食べるお味噌の原料がパッと言えますか?
もしくは自分で味噌を作ったことのある方は??
知ってるよ!やったことあるよ!という方も少なくないとは思うのですが、お恥ずかしながら今回私は初めてみそ造りを体験しました。
長野県と一般社団法人 信州・長野県観光協会さんが県産品の良さを知ってもらうために企画した「しあわせ信州ふるさと商品」取材ツアーにご招待いただき、長野を訪問してきた時のお話です。
というわけで今回は「しあわせ信州ふるさと商品」の一つおばすて味噌の高村商店さんを訪問しました。
上田駅から車で50分ほど、ようやく着いたのがこちら
味噌蔵 たかむら
http://www.misogura.co.jp/
のどかな風景の中に佇む味噌蔵たかむらさん。
ようやく着いたー!と思ったのもつかの間、コーディネーターさんが何やら話して…「じゃ、とりあえず体験からやりますか!」と通されたのがこちらの部屋。
樽、ウチワ、米と…塩?
ちょっと戸惑う同行者一行「え?え?」と言う間もなく…
「さあ、やりましょう!」と今回指導していただいたのが、高村商店の茂木さん
のっけからこのツアーの勢いに圧倒されるものの、こういう時は全力で乗ってしまうのが正解だって知っているのでここからは全力で!
味噌の原料、それは大豆、米(米麹)、塩、以上!
味噌って簡単に説明するとこんな風にできるんですよー、と説明してくださる茂木さん。実はこちら側から全力でカメラを取る四人がいて、ちょっと戸惑っておられました。声には出してませんでしたが「ヤバいのがきた…!」そんな雰囲気をひしひしと感じつつ…
ここから説明通りに手順をご紹介
まずは手元にある米(米麹)に塩を入れ、袋の中でよーく混ぜます。
その隙に茂木さんに茹でたての大豆を桶に入れてもらいます。
もちろん分量が大切なのでここはきっちりと!
ちなみにこちらは長野県産の大豆です。
高村商店さんのお味噌は全て国産原料を使用しているのです。
大豆は長野県産、塩は沖縄産の「青い塩」、お米は商品によるのですが今回ご紹介いただいたおばすて味噌では、このすぐ近くにある「棚田」で作られたお米だけを使って作っているそうです。
シンプルな材料だからこそ、素材でダイレクトに品質が変わるんだな、と。
さて、味噌造りに戻ります。
茹でたての大豆がものすごい熱いのでウチワを使って冷ましていきます。
いい感じに冷めたところで手を使って大豆を潰していきます。
すっごく柔らかくて粘土遊びみたいで楽しい。
完全に潰してしまってもいいし、少し粒を残して田舎味噌っぽくするのもありですよなんて言われて黙々と。
ここで、茂木さんのチェック「おお!バッチリですよ!」と一人だけダメ出しがなくいい気になっている私。
この後もちょいちょい褒められっぱなしで、いつか困ったら味噌造りをやればいいかな、なんて(笑)
あらかた豆がつぶれたところで先ほどの米麹と塩を投入して、さらに混ぜます。
途中「種水」というものを入れて水分量を調整します。
ちなみにこの構図の写真があるということは右手は味噌、左手はカメラというかなり異様な状況にあったということです。
これには茂木さんからも「こんなに写真を撮りながら味噌造り人するは初めてですよ…!」と若干の戸惑いが。
しかしこの後、茂木さん私たち含めさらに戸惑う状況に…!
地元ローカル信州テレビ「ゆうがたGet!」の取材が!
と、がんばって味噌を作っていたらやったらテンションの高い一行が
なんとこの日の取材に地元テレビの取材が入ったのです!
こちらは長野県を中心に活躍されているマンモウ飯田さん。
いやもう、テンションが高い高い(笑)
位置関係的にやたらインタビューされる(というかイジられる)の図。
「ちょっと!事務所通してくれないと!」
というより「ちょ!なんなのこの写真撮る人たち!」と言われてるところですね。
この様子は9/16に放映されたそうなのですが、どんなことになっていたんだろう…。今年はNHKに出てみたりと妙にテレビにご縁があります(笑)
味噌造りはここからの待ちがポイント
さて、途中色々と入ってきましたが、混ぜ合わせた大豆と米と塩はこんな風に小分けにして…
今回は桶でなくジップロックですが、できるだけ空気が入らないように詰めていきます。
日付と名前を書いてこれで完成!
実際に食べられるのは大体3ヶ月後の年末くらいという話でした。
その間にだんだんこの白い色が私たちの知っている味噌のように茶色くなっていくそうです。いやあ、楽しみ!
味噌もお漬物もとにかく美味しい!お土産にも買えるのでドライブコースにもぴったり
と、ここで一旦お片づけをして高村商店さんのお味噌やお漬物を味見させていただきました。
まずは定番のおみそ汁から。
野菜の甘みと味噌がよく合ってすっごい美味しい!
こちらに使われているのが今回「しあわせ信州ふるさと商品」に選ばれたおばすて味噌です。
ダイレクトに味わうには味噌きゅうり!
ええい!ビールはないのか…!!
高村商店さんではお漬物も扱っているのですが、これがまた美味しくて今度は白米が欲しくなって仕方ないやつら。
左から信州地大根の粕漬 わってら大根、信州白うりどぶ漬け、梅甘漬です。
個人的には白うりのどぶ漬けが大ヒットでした!
お味噌やお漬物はその場で購入することもできます。
いやあ、買うよね、買っちゃいますよね…!
ちなみにNAGANOマルシェで買えない商品は、こちらのお店のWebサイトから購入することもできます。
▼味噌蔵 たかむら
http://www.misogura.co.jp/
そうそう、お話をしていて実は横浜出身だということが判明した茂木さん。
「長野へ来て良かったことはありますか?」と聞かれたところ…
「ご飯が美味しくて、7kgも太っちゃったんですよー!」とのこと。
「分かる!」とか「いいなー!」の前に「ガリガリやん!」というみんなの総ツッコミを受けておりました(笑)
ああ、本当は工場も見せていただいたし、棚田の絶景も見せていただいたけれど、さすがに長くなったので今回はこのあたりで…!
棚田を見下ろす!絶景! #信州サイコー pic.twitter.com/IhI7uaiQPs
— タムラカイ(タムカイ) (@tamkai) 2015, 9月 12
国産の材料と棚田のハゼかけ米にこだわって作られたお味噌はこちら。
こちらのパッケージは長野県にあるデザイン事務所トドロキデザインさんによるもので、個装になっているのでお土産などにもちょうどいいそうですよ!
「しあわせ信州ふるさと商品」取材ツアーの記事はこちらにまとまっています。