手書きをデジタル化して勉強にビジネスに活用できる新しいWacom Bamboo Smartpadシリーズを一足先に体験してきました #makingideas
アナログにデジタルに、思いついたことは書き留めて考えることが習慣です。
それが高じておかげさまで「アイデアがどんどん生まれる ラクガキノート術 実践編」なんていう本も出させていただきました。
そんな私が今回ペンタブレットなどで有名な株式会社ワコムさんとiWireで開催されたイベントに参加し、新製品「BAMBOO Folio」と「BAMBOO Slate」をいち早く体験させていただきました。
実は今年の頭にこちらの先代モデルにあたるBAMBOO Sparkを使わせていただきまして、こちらからどのように進化したのかも楽しみにしていたのでした。
BAMBOO Smartpadシリーズ
会場につくと早速今回の主役「BAMBOO Folio」と「BAMBOO Slate」が展示されておりました。
フラップの無い板状のデバイスが「BAMBOO Slate」のA5サイズとA4サイズ。
フラップのついたA4サイズのものが「BAMBOO Folio」になります。ちなみにフラップ付きのA5サイズが前モデルのBAMBOO Sparkにあたり、用途によって形状とサイズを選べるという構成になっております。
新しくなったスタイラスBAMBOO Solo/Duo
その横に展示されていたのがスマホやタブレット用のスタイラスペン、BAMBOO SoloとDuoです。Soloはスタイラスのみ、Duoはボールペンとスタイラスペンが一体になったモデルになります。
こちらの特徴はペン軸が三角になることで握りやすくなった点だそうで
ワコムさんのイベントに来たよー! #makingideas pic.twitter.com/MpAGTbkAOX
— タムラカイ(タムカイ) (@tamkai) 2016年10月13日
会場で早速しようさせていただき、そのままイベントの様子もこちらで描いてみたのでした。
イベントの様子をiPadでのラクガキで
みんなメモを取るよね。デジタル、アナログどっちもいいよね。だからいいとこ取りできるものを作ったよ!とワコムさん #makingideas pic.twitter.com/tG8iwWobtF
— タムラカイ(タムカイ) (@tamkai) 2016年10月13日
Bamboo Smartpadシリーズはアナログとデジタル何かしらでメモを取るという行為をする人に向けた、いいとこ取りができるデバイスなのです。
・紙は何でもOK
・本体保存もリアルタイム取り込みも
・取り込んでからの編集、ベクター書き出しも
・手書き文字をテキスト変換できる#makingideas pic.twitter.com/4K8vmQB03s— タムラカイ(タムカイ) (@tamkai) 2016年10月13日
本体にメモパッドがついていましたが、実はここはなんでもOK。8mm程度の厚さのものであれば好きなものを使えるそうです。
一方でペンは本体と一緒になっている専用ボールペンを使う必要があります。こちらもペン軸が三角になり持ちやすくなっているのと、前モデルがキャップ式だったのに対し、ひねると芯が出る機構に改良され、メモを書き始めるまでがかなり早くなりました。
ということでBAMBOO Slateを使ってラクガキなど。
描いた感じはごくごく普通なボールペンになります。大きさはA4をつかってみたのですが軽くメモをするならA5でもいいかもと思ったりで、会場でも人によって「どれが自分に一番合うか」なんて話題が出ておりました。
BAMBOO Slateで描いて、iPadアプリのBAMBOO Paperで色を塗ってみた。 #makingideas pic.twitter.com/fgd0m60EtL
— タムラカイ(タムカイ) (@tamkai) 2016年10月13日
BAMBOO Slateで描いて、iPadアプリのBAMBOO Paperで色を塗ってみたものがこちら。基本的にはBAMBOO Sparkと使い勝手は同じで、最大のポイントは
・A4サイズが増えて大きいサイズが欲しかった人が嬉しい
・Slateシリーズがコンパクトに持ち運べる
の2点でしょうか。
個人的にはBAMBOO Sparkの厚みが持ち運びのネックだと感じていたので、Slateの登場がうれしいと感じましたね。
で、イベント中に色々使ってみての私の結論はこちら
そっか、紙が何でもいいからメモはこれを使って、残したいいつものノートはスキャナってのが自分には合ってるかも。 #makingideas pic.twitter.com/fNN9zgK9cQ
— タムラカイ(タムカイ) (@tamkai) 2016年10月13日
イベントでは「紙がなんでもいいところがポイント」と強調されていましたし、そこが本製品最大のポイントであると思います。他社製品ではペンも紙も専用で、いざという時に使えない…ということも起こったりします。
一方で私のように、どちらかというと筆記具にこだわりがあるという人間にとっては、本シリーズのペンが専用であるということもネックになることがあります。その場合はモバイルスキャナを使うという選択肢もありだと思います。
このあたりは自分がメモをどう取りたいのかによって選ぶといいのではないでしょうか?
ただ、モバイルスキャナは毎日持ち歩くには少し大きいと感じてしまう部分もあります。その点、SlateのA5サイズは264gと軽量なので、個人的にはノート代わりに持ち歩き、その辺にあるA4の紙を二つ折りにしてさっと挟んでメモを取るくらいの使い方が良さそうだなと思いました。
やっぱり手で書くっていうのは、他とは変えがたい魅力がありますし、こうやってデジタルと自然につながる製品が色々出てくるのは、個人的にとてもワクワクしますね。
メーカーサイトはこちら
Bamboo Slate
http://www.wacom.com/ja-jp/products/smartpads/bamboo-slate