秘密基地に対する憧れ、かっこよさの背後ある深み

男子であればかなり割合で共感いただけると思うのだが、私は秘密基地に憧れて育った。
近所の空き地にトタン板を立てては撤去され、雑木林の木の上で昼寝をしようとして落ちそうになり、だけど諦めきれなかった。

今だって秘密基地に憧れる。

さすがにいい年して「秘密基地」だなんて言っていると、ちょっと残念な人だと思われかねないのでそんな時は「仕事場」とか「書斎」みたいに言ってみたりするんだけどとにかく。

ただの基地ではなく秘密の。
私だけの場所、私だけの愉しみ、私だけの苦労。
そんなものをひっそりと隠しておける場所がいい。

水鳥の足かきのように、パーティーの後片付けのように。
かっこよさの背後には人に見せない深みがあるのだから。

近所に秘密基地を見つけた。
いや、秘密じゃないのかもしれない。

でも、秘密であって欲しかったかな。

私は秘密基地が欲しい。


サイト内検索