近所のミスドにあった「絵本とドーナツ交換します」のポップを見て「頭いいなー!」って思った話
見かけた瞬間思わず写真に撮ってFacebookでシェアしてしまったのですが、これは自分的にも覚えておきたいのと、何か他のヒントになりそうなのでブログにも書いておこうかな、と。
以前から我が家がよく利用するミスタードーナツには絵本が置いてあって、店内で子供をドーナツを食べる時には子供がそれを読んで楽しんでいたんです。
これのおかげで子供が楽しいのはもちろん、大人も少しゆっくり時間が取れて、コーヒーの一杯でも飲もうかな、なんていう気分にも。
そんなミスドに今日行ってみたら、冒頭のポップがあったんですよね。
そしてちょっと前に比べて絵本もたくさん増えていて。
それがこのポップのおかげだというのはすぐに分かりました。
これを見て「頭いいなー!」って素直に思ったんですよね。
おそらく古本屋で絵本を買ったとして一冊100〜500円くらい。
ドーナツ1個で高いものでも200円以下、かつ絵本を持ってきてくれる家族はちゃんと商品であるところのドーナツを食べてくれるわけです。
予算的には同じか安いくらい、そして何より試食的な宣伝効果もあるわけで。
で、ドーナツの味を覚えてた子供はまた行きたいって言うし、親もちょっとおやつと休息をかねて行こうかなって気分にもなる。
もちろん、規模が大きくなると2、30冊絵本を持ってくる人が出てくるかもとか、永続的にはできないかもというツッコミどころはあるかもしれません。
ただ規模の小さい家の近所のお店くらいなら、こんなに有効な手段は無いなって思ったんですよね。
こういうやり方ってきっと他にも応用できると思うんです。
ただ、ここまで全てがうまい感じでできあがってるのはなかなか難しいのは確か。
こういうのって個人的には「関係性のデザイン」って呼べるんじゃないかなと思うと同時に、そういうこと何かできないかなーという刺激をいただいたのでした。
とりあえず明日あたり、子供に「絵本でドーナツをお買い物できるよ」って言って、自分たちで絵本を選ばせて、お店に行こうかなって思ったので、やっぱりこの企画はよくでき過ぎていると思ったんです(笑)