3歳と5歳の子供達にお年玉から1000円握りしめさせて何買うか観察してみたお話。
子供にとってお正月ほぼ唯一の楽しみといえばお年玉。
一年のはじめの臨時収入ということでわくわくしていたのは昔の話、親になって感じるのはその裏で繰り広げられる親同士の密談のシビアさであるわけですが、そんな顔は子供に見せずのお正月。
さてそんなお年玉ですが、「貯金なんかせずパーっと使ってしまえ!」みたいな話がネットのあちこちで盛り上がっていたようですね。
それに関してはまあ確かにそういうところもあるよねくらいの感じだったのですが、我が家は上の子も5歳になったということで、ここらでひとつ買い物に行って自分の意思で買う物を決めさせるということをやらせてみようと思ったのです。
もちろん、お金を渡して「これで買え」というのでは無く、「自分で決めて、これだというものを買うんだよ」と前日の夜からしっかり聞かせてのお買い物。
クリスマスプレゼントのようにある程度受動的に手に入れるのではなく、能動的に手に入れる体験をさせてあげたかったのです。
で、今回渡す額をお年玉の中から1000円ということにしてみました。
冒頭の写真で自分の財布にお金をしまってウキウキ状態からのお買い物。
基本的に1000円の範囲で何を買ってもOKと伝えつつ、道すがら「お菓子を買ってもいいし、いつも1回しかできないガチャガチャを5回やってもいいし、もちろんおもちゃを買ってもいいよ」なんて言いながら、向かった先は…
近所のドン・キホーテ。
オモチャからお菓子まで色々あって、時に妙にディスカウントされたものがあったりするので、今回みたいな時にはちょうどいいかな、と。
2人して店内に入ると、一目散におもちゃ売り場へ。
このあたりやはり発想が3歳児と5歳児という感じ(笑)。
欲しいんだけど予算を超えているもの、予算内だけど迷ってしまうものなど色々悩んで30分ほど。
面白いもので手にとっては戻す下の子、いつまでも悩んでしまってなかなか動けない上の子。
こういうところに性格って出るよなぁ、なんてところで買う物を決定。
上の子がキョウリュウジャーの変身アイテムで、下の子がプリウスのラジコンカーと、どうにも男の子っぽいのは私の教育のせいなのでしょうか?(笑)
(本当はリカちゃんとかプリキュアのが欲しかったけど予算オーバーだったりで諦めた。)
レジの店員さんが気を利かせてくださり、一人ずつ会計をして商品とお釣りとレシートを手渡してもらっていました。
スーパーの会計でお金を渡すことはあっても、今回は自分で決めて自分のお金を払ったので、この配慮は親としてもうれしかったですね。
それぞれに選んだオモチャを持っての帰り道。
この後立ち寄った公園で道草食ったりしつつ、帰宅したらすぐさまオモチャを開封して遊んでいました。
「今日は自分でお買い物して楽しかった?」
と聞くと笑顔で「うん!」と答えてくれたので、父としては企画してよかったな、と思うばかり。
今回は買い物前から買い物中、買い物の後までフォローを入れることで、それなりに色々考えてくれたかな?と思うのは親のエゴかしら?(笑)
まだまだ金額を含め計算できてる感じではないですが、今年も子供たちに買い物だけでなく色々な体験をさせてやりたいなと思った新年最初の週末だったのでした。