長野県上田「鯉西」で人生初の鯉料理を食べた。地元ならではの驚きのバイトも…!? #信州サイコー
食に関する好奇心が旺盛です、タムカイです!
長野県と一般社団法人 信州・長野県観光協会さんが県産品の良さを知ってもらうために企画した「しあわせ信州ふるさと商品」取材ツアーにご招待いただき、長野を訪問してきました。
まずは初日、初めての北陸新幹線に乗り、待ち合わせの長野県上田駅へ向かうところから。
今回の取材ツアーでは案内されるがままに移動していくといういたれりつくせりな旅程だったのですが、今回は到着がちょうどお昼ということで上田駅から徒歩すぐのところにある「鯉西」というお店で昼食をいただきました。
ちなみに東京駅から上田駅までは新幹線で1時間30分ほど、料金は自由席で6,150円(2015/09現在、長野までは7,680円)、2015/03に北陸新幹線が金沢まで開通した影響か、結構人が多いなーという印象でしたね。
時間帯によっては立ちも出るそうなので、自由席で行かれる際には少し早めに並んだほうがよいかと思いました。
海のない長野だからこその川魚
さて、というわけで「鯉西」さんです。今回は本店へ。
お店に入るとまず目に飛び込んできたのがこちらの鯉です。
そう、その名の通り鯉西さんでは鯉料理をいただくことができるのです。
イメージ的に泥臭いというイメージがある鯉ですが、千曲川の清らかな水で育った鯉は臭みも少ないそう。
おそらく人生初の鯉料理かも…!
鯉なんて小学校の観賞用で飼われてるイメージしかなかった…!
一円玉食わせて曲げたりとか(真似しちゃダメです!
ということで今回いただいたのがこちら。
こちらは鮎の稚魚の天ぷらです。
ワタの鮮烈な苦味が大人好みの一品です。
ビールが…ビールが欲しい…!!と口から出かけたのですが、さすがにお昼なので自重しました><
こちらは鮎のつみれ汁。
いいですよねー、鮎大好きなんです…!
で、こうくると鮎の塩焼きなのかな?と思ったりするのですが、今回のメインはこちら「鯉のうま煮」です。
地元の人曰く「鯉の骨には返しがついている(Y字になっている)から気をつけろって言われるけど、これだと骨まで全部食べられるんですよ!」とのこと。
酒と醤油と砂糖で甘辛く味付けられた鯉のうま煮は臭みもなく、どんどんご飯が進む一品。
日常的に食べるというよりはお正月やお祝いの席で食べられるそうです。
後はこの形が気になりました。
どのあたりの部分だろう…?と思って聞いてみると、うま煮にする際は三枚おろしではなく輪切りにして料理するそうです。
鯉もワタが美味しいということで、余すところなく食べられるようにこう切っているそうです。
この他にも「岩魚の骨酒」だったり、お酒好きにはたまらないメニューがいくつもあったので、これは夜に来てみたい…!
地元では鯉を出荷するバイトがあるらしい
と、ここでアテンドしてくださったSさんがぽろっと一言
「鯉を食べるお正月の前に、出荷のバイトがあってこれがきついんですよー」と。
え?それなんですか?と聞いてみると
「養殖の鯉を一匹ずつたもで掬って、木の棒で殴って気絶させるんですよ、寒いし臭いしで大変なんです!」
とのこと。
まさか鯉の裏にこんなバイトがあるなんて…。
ちなみに広い長野県なので、県民が全て鯉を食べるかというとそれは違うとのことでした。
なるほどー。
1階ではお土産などを売っています
さて、実はお食事をするのは2階で、入ってすぐに鯉を見た1階はおみやげ物売り場になっています。
こちらでは鮎の塩焼きや鯉のあらいなどを買うこともできます。
というわけで他の地域ではなかなか食べられない鯉料理、機会があれば是非食べてみてください!
かなりインパクトのある昔ながらのWebサイト(むしろあえて誤用と知りながら「ホームページ」と呼びたい…!)はこちら。
鯉西のホームページ 千曲川 つけば 鮎 淡水魚
http://www.koinishi.com/
食べログはこちら。
長野県上田市って地図で見ると遠いんだけど、新幹線に乗ると結構あっという間で来られるんですねー。今日はこれから取材ツアーに行ってきます! #信州サイコー pic.twitter.com/1IZTEuZBPx
— タムラカイ(タムカイ) (@tamkai) 2015, 9月 12
「しあわせ信州ふるさと商品」取材ツアーの記事はこちらにまとまっています。