「薄い財布」「ひらくPCバッグ」という製品名が表すスーパークラシック・スーパーコンシューマーのものづくり – 2016年新製品発表会に行ってきた！ #スーパーコンシューマー

Posted: 11/17, 2016 ˑ カテゴリー: その他ガジェット

常識にとらわれない鋭い視点で作られたプロダクトで定評のあるスーパークラシックさんから「一足早い忘年会を開催します！」とご招待いただき、向かったのは六本木にある豚組しゃぶ庵。

美味しいお料理とお酒ををいただいていると、新製品が3つ発表されまして、これがまた「そうきたかー！」と鮮やかな切り口が印象的なプロダクトだったのでした。

スーパークラシック
http://superclassic.jp/

製品名が表すスーパークラシック・スーパーコンシューマーのものづくり

さて、この三製品の名前を見て気づくことがないでしょうか？

それはこれまでのスーパークラシックの製品とも共通するのですが、名前があまりにもシンプルということです。「名は体を表す」といいますが、どの製品もこれ以上ないほど的確に、それぞれのコンセプトと機能を表しているんですよね。

実際ここまで割り切っている製品名って他ではなかなかないと思います。

忘年会でいただいたスッポン出汁の豚しゃぶ。とんでもない美味しさだった。

さらにもう一つ、スーパークラシックとスーパーコンシューマーの製品名は大きく二種類に分かれることにお気づきでしょうか？

まず一つ目のグループが「薄い財布」「小さい財布」「薄いストール」などに代表されるもの。

そしてもう一つが「とれるカメラバッグ」「ひらくPCバッグ」「つなぎスリープウェア」などに代表されるものです。

単純な形容詞+製品名というのは共通するのですが、前者は誰しもが一度思い浮かべたことのある組合せ、後者は単純ではあるものの他でその組み合わせを見たことがないものです。

〆がいつもの麺でなく雑炊になっていて天国かと錯覚するほど

ここれは私の想像になるのですが、前者はまず名前があって開発されたもの、後者は理想の機能を追求して開発され最終的に名前がついたものです。後者についてはスーパーコンシューマーの製品が毎回開発過程を公開しており、ネーミングが毎回クライマックスを飾ることから間違いないはず。

ただ製品名は2グループに分かれるものの、ともに共通しているのは「徹底的に作って、試して、時にはスタート地点に戻ったりするものの、完成を信じて妥協なく作り上げられた」という点です。

ネーミング的にはとてもシンプルな「薄い財布」も名前だけでは無数の解があるはずなのです。しかし、社長でありデザイナー・開発者でもある南さんが時には紙で、さらに革で作ることで今のカタチに辿り着いたのです。

おつかれさまでした、南社長！

いしたにまさきさんが開発した「とれるカメラバッグ」「ひらくPCバッグ」もスタートは段ボールでの試作でした。

そして、同じアプローチで作られた製品がともにグッドデザイン賞を受賞しているというのも、愛用者として、そしてものづくりの端っこあたりに関わる人間としてとてもステキなことだな、と感じるのです。

グッドデザイン賞おめでとうございます！

さて、この日発表された新製品、そして今なお高い人気を誇るスーパークラシック・スーパーコンシューマーの製品はwebで日本中どこからでも購入することができます。

さらに「実物を見たい！」という方のために期間限定の直営店もオープンしているそうです。特に大阪での出店はたった1日ながら初ということで、気になっていた方はこの機会に是非！
「abrAsus 取扱店」 SUPER CLASSIC ストア

個人的にはこれからの季節に役立ちそうな薄いストールがイチ推しです。これ、シンプルだから男性はもちろん女性、さらには子供にもいいと思うんですよね。