ダイソンのハンディ掃除機 DC74「dyson fluffy(フラフィ)」レビュー。画期的なヘッドに対する家人の感想は「我が家のお掃除革命!」とのこと
先日、発表会にも招待いただいたダイソンの新型ハンディ掃除機「dyson fluffy」
こちらの製品について、ダイソンさんのご好意により我が家でも使わせていただいているのですが、そろそろ一ヶ月ほどたつところで感想でも書いてみたいと思います。
実際以前の記事で「次に掃除機を買う時にはダイソンのハンディ掃除機DC62(DC74の一つ前のモデル)にしよう!」と家人と意気投合したこともあり、私以上に家人がワクワクしていましたね。
さて、本製品の箱にはジェームズダイソン氏のこんなメッセージが。
このメッセージはそのまま読むと「ウチが特許を持っているから他には真似できないよ」という意味にしか過ぎません。
ただ、このDC74「dyson fluffy」にしても、先日発表された「dyson hygienic mist(ハイジェニックミスト)」にしても、元々この世になかった、ユーザーの世界を良くするものをダイソン社は作り出しているわけです。
そのためには単なる外装のデザインパターンや色の検討とはまったく違う、もっと根っこの部分での検討や試作品の製造が必要になるわけで、そう考えるとこのメッセージの重要さが感じられるかと思います。
それが今回の場合はこのヘッドなのです。
フワフワとしたナイロンフェルト製のヘッドによって床との密着度を上げ、これまで簡単には吸い込むことのできなかった大小様々なゴミを一気に吸い込む事ができるようになっているのです。
その様子についてはこちらのイベントでも見て、体験してきました。
ただ、あらためて家で使ってみて、実感する良さがあったんですよね。
というわけでサクッと開封
内容物はこのようになっています。
今回は通常のセットで、コンプリートセットになると延長ホースやハードブラシといったアタッチメントが付いてきます。
同じくハンディモデルのDC61との違いは「ソフトローラークリーナーヘッド」の有無なのですが、もう一つ違うのがこちらの壁に固定する収納用ブラケットです。
こちらはこんな感じでヘッドの収納ができるほか、電源ケーブルをセットするとドックにもなります。
これが何気に便利なんですよね。
というわけでヘッドを装着してみました。
ホースから先は普通の掃除機と同じボリューム感なのですが、本体の小ささとコードレスなおかげで取り回しのしやすさが全然違います。
ヘッド部分は手首のひねりですごく楽に横向きになります。
これのおかげで狭い場所の掃除もかなりやりやすいんですよね。
その上スイッチを入れるとヘッドが回転することで摩擦が少なり、ものすごく取り回しが軽くなるんですよね。
この感覚はいわゆるキャニスター型掃除機で体験したことがないのはもちろん、他のスティックタイプの掃除機ともまったく別の感覚です。
DC74ここがいい、ここがもう少し
というわけで一ヶ月使ってみて感じたいろいろなこと、まずは良かったのは
取り回しが軽い!
先ほどのヘッドの説明の繰り返しになるのですが、この軽さはかなり快適です。
このおかげでこれまで面倒な部類だった「階段の掃除」がかなり楽になりました。
これ一台で部屋掃除からちょっとした掃除までオールマイティに使える
ヘッドのおかげでフロアの掃除ができるのはもちろん、付属のミニモーターヘッドや、すきまノズルのおかげで掃除はこれ一台で十分という印象です。
20分という駆動時間ですが、こまめに掃除するようになるので、足りないと思ったことはほぼありません。
日本家屋の床にぴったり
我が家はほぼフローリングなのですが、このヘッドだと若干の拭き掃除効果もあるのか、掃除後のすっきり感が上がったように感じます。
具体的にはフローリング用クイックルの出番が少し減る感じですね。
また、このヘッドだと畳などにも優しいと思います。
この辺りすごく日本家屋向けだな、と思うのです。
続いてここがもう少しという点は
ガンタイプのスイッチをずっと握っている必要がある
基本がハンディタイプの掃除機なので仕方ないとは思うのですが、掃除している間ずっとスイッチを握っていなければいけないのが少し気になりました。
ロックスイッチなんかがあってもいいのかも…?
ゴミの捨てやすさがもっと上がるといいかも
紙パック式ではないため蓋を底を開けてゴミを捨てる必要があるのですが、これがもうちょっと簡単になったら嬉しいなー、なんて。
構造的にかなり良くできているとは思うのですが、もっと楽になるといいよなー、なんて。
とにかく掃除機としての性能にはほとんど文句がないんですよね。
サイクロン機構のおかげで排気がホコリ臭くないなんていうのは、ダイソンの掃除機を使ってみるまで体験したことなかったですしね。
というわけでファミリー向けにはもちろん、ひとつあるだけで一人暮らしの家でも万能に活躍してくれる掃除機だと思います。
唯一躊躇する点があるとすれば、使ったことがない時点での価格のインパクトではないかな、と思います。
掃除機なんて安いものは本当に安いですし、他と比べてもやはり高めですし。
ただ、一度使うと「さすが!」と言いたくなる性能なのは確かです。
それがまさに冒頭の「次に掃除機を買う時にはダイソンのハンディタイプにしよう!」と家人と意気投合した部分なんですよね。
改良ではなく「発明」による他との違いは、使えばきっとわかると思うのです。
2016年5月に発表された後継機種「dyson v8 fluffy」がすごい!
2016年5月に発表された後継機種「dyson v8 fluffy」がこちらになります。
DC61から全ての面において進化し、中のモーター、バッテリー、ゴミ捨ての機構などすべてが新しくなっています。
特に音については驚くほどの改良がされていて、深夜に使用する際などにも安心なんです!
(動画協力:むねさだブログ)
もし今現在掃除機の買い替えなどを検討しているのであれば、こちらのモデルを選ぶと間違いないと思います。
ハンディ型の本体に床掃除用のヘッドがついたモデルはコードレスの手軽さもあってものすごく便利なんですよね。
詳しくはこちらの記事をどうぞ
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製品発表イベントの様子はこちらからどうぞ