「巻き込み力の秘密は『なんかくれ!』」川崎フロンターレの伝説的プロモーター天野春果さんのお話を聞いてラクガキノート描いてきた
地域に愛されるサッカークラブナンバー1と言われる「川崎フロンターレ」
その立役者がアメリカでスポーツビジネスを学び、帰国後フロンターレの社員第一号として入社したプロモーター天野春果さんという方なのです。
今回、関内にあるさくらworksというコワーキングスペースで、天野さんのお話を聞くチャンスがあり、いつものようにラクガキノートを描いてきたのですがこれがもう面白いのなんのって…!
ということでノートをシェアします!
イベント参加前に天野さんの本を2冊とも読んで行ったんですが、これがまためちゃくちゃ面白いんです。
正直どうしてそれが実現できたの?ということばかり。
でも、しっかり読むと近道があるわけじゃなくて、すごく小さいことをコツコツ積み上げた結果なんですよね。
普段「サッカーに興味がないです」なんて言ってる自分も、フロンターレなら応援したくなるわ…!!ってほど。僕ですらこれですから、地元川崎の方にとってはさらにすごいはず。
それもこれも、単なるサッカーのためのクラブではなく地域のためのクラブとして、地道な活動でコミュニティを築いているからなんだろうなぁ、と。
そして何よりすごいのは天野さんの巻き込み力です。
トークの最後にその秘密が「なんかくれ!」ではないかという話が出てきました。
「やったー!優勝した!なんかくれ!」
「みんなに奢るぞー!」とかではなく「なんかくれ!」
これを言うためには、まず本人が誰よりもやってなければいけないんですよね。
その上で「なんかくれ!」というと相手が主体的に「何しよう!」と考えて巻き込まれていく…。決して近道のないこの道を、天野さんはずっと歩んできたのだと感じました。
そんな天野さんは一旦フロンターレを離れ、2020年の東京オリンピックのために働かれるそうなのですが、逆に何をやってくれるのかワクワクしてしまいます。
そして会場のファンの方が「絶対戻ってきてくれますよね?」と聞くんですよね。
なんていい関係なんだ…とぐっときてしまいました。
そんな天野さんの本がこちら。
これからの時代に「コミュニティ」というのが重要になると感じているのですが、そのヒントが散りばめられたとってもいい一冊ですよ!