「バカって言う人がバカ」の意味が分かったら「好きなものを好き」ってもっと言おうと思った
我が家の子供たちも上が5歳、下が3歳になり、そこそこの日本語となんだか不思議な知恵を身につけてきてまして、時に楽しく時に予想外のことが起こったりしながら、まあ楽しく暮らしているわけですが、やはり姉妹なので時にケンカっぽいことをするわけです。
ともに女の子なので基本手が出ることはなくて口喧嘩みたいのが多く、きっかけはどちらかがどちらかにちょっかいを出したり、いけず(あ、これって関西弁なのか)したりというのが定番。
そんなある日のお話。
「外に向かって言ってるだけだもん」
いつものようにぎゃーぎゃー言ってるので何かと思って聞いてみると、下の子が
「バカ!」
みたいに言ったようで、それに上の子が憤慨している様子。
すると下の子が言い訳して
「お姉ちゃんに向かってじゃないもん!外に向かって言ってるだけだもん!」
なんて言うわけです。
まあ、かわいいものなのですが、その時はっと気づいたんですよ。
「バカ」って言う人はなぜ「バカ」か
大体こういう時にたしなめる言葉と言えば
「バカって言う人がバカなんだよ」
というのが定番、子供ですらそう言うのですが、この「バカ」の本当の意味。
やはり「バカ」なんて言葉は聞いて気持ちの良いものではないんですよ。それはもう自分に言われたのではなく聞いただけで気分が悪くなるもの。
気分が悪くなった人の敵意は、どうしてもその言葉を発した人に向かうわけです。
「外に言ってるだけ」とか「お前に言ったんじゃない」なんていう言い訳に意味はなくて、ただただ自分の立場を悪くするだけ。
そう言うことが分かっていないという意味で「バカ」なんだな、と。
なんかね、最近こういうの大人でもよく見るような気が(笑)
だったら逆にしてみれば
マイナスなことを言うと自分にマイナスが返ってくる。だったらそれを逆にすれば良いと思うのです。つまり
楽しいことを楽しい、好きなものを好き
ということ。
もうね、今更何を言ってるんだという話ですが、これってやっぱり大事なことなんだな、と再認識させられたんですよね。
これって周りを見回してもそう言えてる人の方が好感を持ちますし、自分自身がこんな風にブログを書いていても「好き」って言っていた方が色々面白いチャンスに巡り合えたりするし。
なので、子供たちには「今日は何があった」から一歩進めて
「今日は何が楽しかった?」
って聞いてやろうかなって、そんな風に思ったのでした。