サントリー プレミアム角瓶 43°:ウイスキーメモ
2013年5月21日発売、サントリーの新しいウイスキー「プレミアム角瓶」
サントリーのウイスキーと言えば、父親がよく飲んでいたという印象があるのですが、長い低迷のあと角ハイボールで一気にブレイクし、一気に身近な存在になりました。
私自身は2003年頃から友人の影響でシングルモルトにどっぷりハマり、常備とまではいかないものの、何かと好んで飲むように。
もちろんハイボールも大好きです。
そんなサントリーが満を持して発売したということは、ハイボールだけではない新しいウイスキーファンを獲得しようとしたことは明白なわけです。
ちなみに店頭でわざわざ箱入りを選んでみましたが、特になにか付いてるわけではありませんでした。
でもこういうの嫌いじゃないです。
同じサントリーのプレミアムモルツとおなじく紺とゴールドという配色。
こういうさりげないブランディングがいいですね。
角瓶以上に「角」が強調されたボトル。
キャップは角瓶と違ってプラスチック製ながらフィルム包装。
「THE PREMIUM」のラベルが光ります。
飲んでみての感想など。
まずはストレートで、なるほどラベルの説明にもあるように甘い香りとしっかりした味わい。
キリっとしている角瓶に比べてとても柔らかい印象で、常温のストレートでかなり美味しくいただけます。
私自身はラフロイグのような強いピート臭も好きなのですが、こういったものに比べるととても上品な香りで万人受けしそう。
次にエアロプレインののりおさんもオススメのトワイスアップ(同量の水で2倍希釈)でいただいてみると、加水によってアルコールのキツさが和らぎ、その分甘い香りがふわっと立ってこれは美味しい。
こちらの方が好きという人も多そう。
元々角瓶自体が変にクセの無い飲みやすいウイスキーなのですが、そこに豊かさが加わった感じで、なるほどこれは納得のプレミアム。
ちょうど2000円以下という価格帯的にも空白の席に、いいウイスキーがあらわれた!という感じです。