上質な、知的生産のためのパートナー「IDEA NOTEBOOK EDiT(アイデアノート・エディット)」
ハッピーラクガキライフというワークショップを開催し、「ラクガキノート術」なる本を出させていただいた通り、私は手で書く/描くということが大好きです。
仕事でも、プライベートでもアイデアを考えるときにはまず手を動かしてみるということから始めるのですが、その時に必要なのが「筆記具と紙」になります。
この時使うものは、その辺にあるペンとコピー用紙でも十分なのですが、やはりお気に入りの道具というのは使い勝手の面でも、気持ちの面でも自分を高めてくれるような気がするものです。
そんなアイデアを考える時にぴったりの「IDEA NOTEBOOK EDiT(アイデアノート・エディット)」というノートが、手帳&ノート「EDiT」でおなじみの株式会社マークスさんから発売されることになり、発売日前からレビュー用として使わせていただいております。
ティーザーサイトはこちら。
「IDEA NOTEBOOK EDiT(アイデアノート・エディット)」
http://www.edit-marks.jp/
「Everyone is creative! クリエイティブな思考を育てるアイデアノート」というコンセプトの通り、使わせていただいての私の感想は、タイトルにもある「上質な、知的生産のためのパートナー」というものでした。
アイデアノートの3つの特徴
こちらのアイデアノートには3つの特徴があります。まずはこちらをプレスリリースの内容からご紹介したいと思います。
1. 人間の思考にそったヨコ型ノート
左右の目と同じヨコフレームは全体像をつかみやすく、情報分析や構想の組み立てにも最適。同じヨコ型のPCで資料をまとめる時もスムーズ。
私の手の大きさ的に一回り小さく見えてしまうのですが、アイデアノート・エディットはB5横サイズのダブルリングノートになります。
私が普段使っている.TooのクロッキーブックもB5横サイズなので、個人的にとてもしっくりきました。
今回私が使わせていただいたのは黒のモデルだったのですが、カバーは「ミッドナイトブラック」「カナリアイエロー」「アプリコットオレンジ」「ミストグレー」の4色展開。
黒のモデルでは見ずらいのですが、表紙を止めるゴムバンドが付いています。
2. アイデアがわき出るふせん
人は枠がある方がアイデアを発散しやすく、ふせんに書いたアイデアを移動して分類やシェアをすることで、アイデアが結晶となります。ふせんとノートを使って、アイデアの拡散と集約をくりかえし、よりクリエイティブな思考ができるよう構成しました。
このノートもう一つの特徴が本体にセットできる付箋ボードです。
付箋は一般的な4サイズが合計70枚セットされているので、なくなっても補充が可能なのは嬉しいところ。
ボードにはフックが付いていて、リング部分に引っ掛けることができます。
アイデア出しのシーンではもちろん、ちょっとしたメモを残したい時にも活躍してくれます。ちなみに付箋ボードありのタイプと無しのタイプがあるので、2冊目以降はこちらを選ぶこともできます。
3.思考をビジュアル化するドット方眼
目にやさしいブルーの7mmドット方眼フォーマットを採用、ドットがガイドとなり、文字や図表が書きやすい仕様にしました。ビジュアル化により思考がまとまりやすくなります。
ページにはテーマと日付欄がはいり、薄いブルーのドット方眼が入っています。
絵を描くには白紙の方がいいこともありますが、アイデア出しなど枠を描いたりする時にはこれが便利なんですよね。
方眼ノートといえば先日こんな本を紹介したことがありましたが、方眼を用いてノートにフォーマットの線を描くことでこちらのような使い方もできます。
クリエイティブな思考を育てるアイデアノート
表紙を開くとこんなメッセージが書かれています。
そしてWebサイトにはこちらのメッセージが
私たちは、皆それぞれにクリエイティブです。
クリエイティブは才能ではありません。
誰でも正しいツールを使って、やり方を磨けば、
クリエイティブ力を育てることができるのです。ひとりひとりの異なるアイデアを発信し、創造し、
仲間とシェアして、新たな価値を世界へ送り出すために。
EDiTから生まれた誰もが思考を楽しむためのツール、
それが「アイデアノート・エディット」です。
実はこの「誰しもがクリエイティブである。才能ではなくやり方を磨ける。」というのは、ここ最近の私のテーマそのものなのです。
ハッピーラクガキライフというラクガキ講座を開催しているのも、すべての人の創造性を引き出すためにラクガキを使ってもらいたいというのが根幹にありますし、次に開催するイベントではこのアイデアを出していく部分にフォーカスしたいなぁと考えていたところだったりしていて。
販売価格はふせんボード付が1500円、本体のみが1200円とのことで、ノートの価格帯としては、モレスキンなどと同じ高級ノートに分類されるものになるかと思います。
表紙の質感や紙質などはとても高く「大人の仕事道具」という感じですね。
私の場合はひらめきを書き留めるためのメモ帳を持ち歩き、それを材料にこのノートでまとめあげるという使い方をしていいます。
このブログでも、またしばらく使ってみてそういったことも紹介していければと思っております!
まずはこのノートを使ってラクガキアイディエーション・ワークショップの企画でも考えてみるかな!と。
こちらの「IDEA NOTEBOOK EDiT(アイデアノート・エディット)」は2015年7月8日(水)より銀座・伊東屋、マークスタイルトーキョー[表参道)、オンラインマークスにて先行発売、一般発売9月予定だそうです!
また、先日リニューアル工事が完了した銀座伊東屋でこちらのイベントが開催されるそうなので、ご興味のある方は是非!