イベントのラクガキノートをSnapLite、ScanSnap SV600、フラットベッドスキャナでそれぞれデジタルデータにしてみての印象
というわけで先日イベントにも参加したPFUの新製品「SnapLite」
こちらが5/28の発売日を迎え、PFUさんから「使い倒すべし!」の特命とともに評価機を送っていただいたのでした。
さてさて、普通ならここで美しいパッケージを愛でながら「開封の儀!」といくところなのでしょうが、こちらはすでにあちこちでアップされている印象だったので、そこをぶっ飛ばしていきなり使ってみました!
早速SnapLiteで取り込んでみる
で、今回は手始めとしてイベント時に書いたスケッチノートを素材にSnapLiteで取り込んだものがこちらです。
いかがでしょう?
普通ノートを撮影すると影が入ったり、手ぶれしてしまうことがほとんどですが、そのようなことは全くありません。
文字や絵も十分に読むことができるレベルです。
主に台形補正が行われ、色の補正は最低限で、ノートを素直に撮ったような印象です。
何より感動したのが手元のiPhoneでアプリを立ち上げて、SnapLiteに乗せて、本体のリスマークをタップしたら取り込まれているということ。
本当にペアリングとか一切気にしないでできるんですよ!これはすごい!
他のスキャナとの比較はどうか
さて、我が家には仕事柄ScanSnap SV600と、それに加えてフラットベッドスキャナもあったりするのです。
で、これらを使って同じスケッチノートを取り込んでみたのがこちらになります。
さて、それぞれに対する所感など。
画質で言うと順番は1位フラットベッド、2位SV600、3位SnapLiteという感じ。
まあ、SnapLiteにとってはスキャナに対して画質で比較するのは酷というもの。
逆に手軽さで言うとこれが逆転して1位SnapLite、2位SV600 (越えられない壁)3位フラットベッドになります。
私にとっては手間の部分でSV600とフラットベッドの間には越えられない壁がある印象。
どちらもPC接続の必要があるのですが、それに加えてフラットベッドの場合、裏写りを防止するために白い紙を挟んだり、原稿が曲がらないようにきっちりまっすぐ置いたり…というのが本当にめんどくさいのです…。
そのめんどくささのせいで活用されるのは本当に必要なときだけというていたらく…。
この点SV600はPCに接続さえすれば、そこそこ満足のいく画質で取り込むことができます。
ブログにスケッチノートを載せる為に使うのはこの中だとSV600が一番バランスが良いのではと感じています。
じゃあSnapLiteはなにがいいの?
ではSV600があればSnapLiteはいらないかというと「そんなことはない!」です。
それは以下の2点に魅力と可能性を感じたからです。
手軽さは何よりの価値
まずその手軽さ、先ほども書きましたが、アプリを立ち上げて置いて撮るだけという手軽さは何にもかえられません。
実際、私はスケッチノートを書くとき、現場で8割、家に帰ってから2割程度の描き込みをするのですが、例えば帰宅直後の8割の状態のためにわざわざSV600を使おうとは思わないんです。
こういう途中経過だったりとか、さくっと書いたラクガキをシェアしたい時にはSnapLiteだな、と強く感じているのです。
家人も使ってみたそうにしていた
ここはこれからの部分ですが、この一連の取り込みを家人に見せたところ、「ああ、これなら使えそう」と言ったのです。
そう、わざわざPCを使うSV600を家人は一度も使ったことがありません…。
日々の生活をみていると、子供のお絵描きや雑誌のレシピ記事なんかを残す時に、iPhoneのカメラでそのまま撮っているのですが、やっぱり手ぶれしたり影が入ったりで何回か撮り直していることに気づきました。
これがSnapLiteであれば手軽に、そして十分きれいに撮れるのは上のノートで分かっていただけるかと。
そんなわけで、我が家ではリビング運用でいってみます!
というわけでまだ届いて、開封して、本当に軽く使ってみただけですが、このSnapLiteが我が家の生活の何かをかえてくれそうな予感がしたのです。
そう、スナップライトだけに一筋の光になるような!
なーんて感じのファーストインプレッションでした。
引き続き使ってみてのあれこれは、このブログやSNSでお伝えしていこうと思います!
いやー、リビングに置いていても違和感がないのがいいですね。
SV600は万人受けではないけれど、ハマる人にはなくてはならない存在ですね。
先日お会いした人は医学書をスキャンするのに、断裁はできないし大きいしでSV600が手放せないとおっしゃっていましたね。