なぜ高圧洗浄機専門店ヒダカショップはオリジナルモデルを取り扱っているのか、その理由を能勢専務にずばっと聞いてきたら人柄に惚れた…!
いい物を売っている人はやっぱりいい人で、その人から買いたい、使ってみたいと思わせてくれる何かがあるという持論があります。
今回お邪魔した日高産業株式会社の専務かつ高圧洗浄機専門店ヒダカショップの店長能勢さんへのインタビューは、その持論が正しいことを証明してくれたのでした。
というわけでわたくし、高圧洗浄機HK-1890のレビューをさせていただきます!
きっかけはとあるレビュー依頼
知人を介して「高圧洗浄機のレビューに興味はありませんか?」とメールが来たのは先月のこと。
基本的に面白そうなことに飛びついてしまう性格なのと、信頼できる知人経由であったことで「レビューします!」との返信。
そしたら家に届いたんです。
でっかい箱が2つ。
ちなみにこちらが本体のみで、これに加えてオプション品の箱があったのです。
正直に言うと
この時点では大きさに圧倒されてしまって、開封することを断念しました(苦笑)
「レビューします」と答えましたが、実際のところどう書くかは任せていただいたのと、「まあそのうちでいいか…」と消極的な気持ちになったのがその理由です。
実際のところ高圧洗浄機の必要性がものすごく高まっていたわけじゃないのです。
「あったら掃除ができるよな」
そんな気持ちでした。
ともあれ、お話は聞いてみたいとインタビューに行った
到着からインタビューの日まで、週末に予定があったり、天気が良くないなどの事情で結局使用することなくヒダカショップさんを訪れました。
迎えてくださったのが、ネットショップの店長でもあり、日高産業株式会社の専務、能勢高志さんでした。
この時同行した知人が「あ!DVDの人だ!!」と少し興奮していた意味が分かるのは僕にとってはもう少し後のお話。
インタビューは和やかな雰囲気で行われました。
「実はまだ使ってないんです(汗」という私にもやさしくて><
なぜ「ケルヒャー」の製品を扱いながら自社製品もあるのか
インタビューで伺ってみたかったのはズバリこれでした。
高圧洗浄機専門店を開き、トップブランドでもあるケルヒャーの製品を扱いながら、なぜか自社製品も売っている。
普通に考えれば自社製品だけでもいいはずなんです、もしくはケルヒャーだけでも。
そもそもケルヒャーから文句はつかないのか?と。
この理由はヒダカショップの成り立ちと深く関係していました。
インターネット黎明期から続くネットショップ
元々高圧洗浄機をインターネットで販売し始めたのは2000年のこと。
まだネットショップがそれほど勢いを持っていない時代に手作りのホームページで東芝の高圧洗浄機(現在は撤退)を売り始めたそうです。
このショップが今に続いているとのこと。
長く販売しているとそれだけお客様の声を聞きます、そしてヒダカさんはそれに誠実に答えて来ました。
この歴史がヒダカショップ最大の特徴を生み出したのです。
つまり「価格だけではなく、サポートも含めたしっかりとした接客ができる取扱店」というポジションです。
先の説明DVDについても、自社で専務自ら出演して作成し、自社製品だけでなく他社製品にも付けているそうなのです。
先のケルヒャーにいたってはそのポジションを信頼し、「正式に取り扱って欲しい」とお願いされている、つまり協力関係なのです。
インターネット販売だからこそ価格競争ではいけない
続けて能勢専務はおっしゃいました。
「インターネットは比較ができる分、価格勝負に陥りがち、ただそれが必ずしもお客様のためではない」と
つまりヒダカショップはお客様が一番喜ぶことを考えているのです。
それは安さではなく、「いい製品を選び、安心して使っていただくこと」なのです。
当社の仕事は、世に知られていない価値ある商品をご紹介し、
お届けすることです。取り扱う商品の発掘はもちろんのこと、
分かり易い説明を心がけ、購入しやすいよう、お問い合わせ対応や、購入後のアフターサービスを大切にしています。
その思いは会社概要のページでも語られています。
よりいいものを使っていただきたくて開発された自社製品「HK-1890」
その思いの到達地点が自社製品であったのは、当然のことかもしれません。
よりいい製品を、より買いやすく。
その思いはこちらのページからも分かります。
高圧洗浄機の比較・選び方|教えて!高圧洗浄機|高圧洗浄機 専門店|ヒダカショップ
http://www.hidaka-shop.com/teach/choice.html
ヒダカの高圧洗浄機HK-1890は値段と圧力(洗浄力)のバランスでは頭1つ抜きん出ています。
ただ、このページをちゃんと読むと分かるのですが、用途によってはライバルにあたる「ケルヒャー」の製品を勧めていたりもするんですよね。
例えば静音性であったり、パワーの点ではケルヒャーの方が上を行く場合があることを認めています。
ただ、一般家庭で十分な出力、一般家庭で喜ばれるオプションをセットにした場合に、明らかにコストパフォーマンスが良くなるようになっているんですね。
つまりHK-1890はとてもバランスの良い優等生、ケルヒャーの製品は多彩なオプションの中からカスタマイズを楽しむこだわりタイプと、それぞれの良さがあるわけなのです。
またわざわざ50Hzと60Hzに分かれているのもインダクションモーターを使い、パワーと耐久性と音を考えた結果であることなども教えていただきました。
ともかく高圧洗浄機を探すならまずヒダカショップに行けば間違いないということですよ!
高圧洗浄機 専門店|ヒダカショップ
http://www.hidaka-shop.com/
というわけで、インタビュー時に描いたノートがこちら!
製品はAmazonでも買えますが、ヒダカショップで買う方がなにかといいかもしれないですね。
また、お話を聞いて思い出したのが、先日も記事で少し紹介した「成功する ネットショップ集客と運営の教科書」という本なんですよね。
この本ではそのショップならではのポイント「USP(unique selling proposition)」の大切さを説いています。
日高さんにとってはそのサポート力こそがUSPになっているので、体力を消耗するだけの価格競争などに巻き込まれずに成長できているわけなんですよね。
あとはもう能勢専務がそのことを自信たっぷりに、さりとてやさしく語ってくださって、一気にファンになってしまったのです。
で、この次の週末、早速開封セッティングして使用してみたことは言うまでもありません。
いやー、楽しいしきれいになるしで、高圧洗浄機を甘く見ていましたよ(笑)
というわけで実際に使ってみたレビューは、また次の記事でお届けします!
続きはこちら!