SIMフリーのiPhone6を買ったので、auからビックSIM(みおふぉん)の音声通話付きプランにMNPしてきました。
これまで使っていたauのiPhone5。
使っていて特に問題を感じていたわけではないのですが、ちょうど2年たち契約解除の違約金がかからない月なのと、AppleがSIMフリー端末を出してきたこと、そしてなによりMVNOというキャリアによらない通信契約がどんどん使いやすくなってきているということで今回のMNPを決めたのでした。
今回選んだのがIIJが提供するビックSIMというものです。
最大のネックはキャリアメール?
多くの場合キャリア契約からビックSIMをはじめとするMVNOに乗り換える時にネックになるのが「キャリアメールが使えなくなること」かと思うですが、2年前からこの日のためにgメール中心で生活してきて自分的には全く問題ない感じ。
自分のまわりの印象だと、そこまでネットなどをバリバリ使わない家人、いわゆる普通の人が2年頑張って「なくてもなんとかなるかな…」と、言ってるくらい。
iPhoneに機種変更したものの、携帯メールを使い続けている両親は「いちいち変更するのが面倒…」と言ってますね。
手順は通常のMNPと同じで簡単
MNPする時の手順はキャリア間と同じく、転出元にMNPの予約番号を発行してもらい、それを持って転入先に行って契約する流れでした。
auのサイトでのMNP予約番号の発行が恐ろしく分かりにくかったので、直接ショップに行った方が早かったです(笑)
ちなみにまずここでハマったのですが、ビックSIMの音声通話パックを当日受け渡しできる店舗は限られているんですね。
限られてはいますが、携帯が使えない期間があるのも困るので、急ぎの場合はお時間が許すならこちらに行った方が早いかも。
BIC SIMカウンターのご案内 – BIC SIM powered by IIJ
ちなみにこれを教えてくれたのがビックカメラの店員さんで好感度が少し上昇(笑)
ファミリーシェアプランを選ぶなら最初にSIMを3枚発行した方がお得
契約に必要なのは本人確認書類と料金支払い用のクレジットカードでした。
今回私が契約したのが、7GBの通信を最大3つのSIMで共有するファミリーシェアプランというもの。
手元に複数のデバイスがあるのでこちらを選択しました。
SIMは後からだと一枚ごとに発行手数料が2000円(税抜)がかかるのですが、契約時には無料とのことで一応3枚で受け取りました(笑)
あらためてMVNOとは
仮想移動体通信事業者(かそういどうたいつうしんじぎょうしゃ、Mobile Virtual Network Operator, MVNO)は、携帯電話やPHSなどの物理的な移動体回線網を自社では持たないで、実際に保有する他の事業者から借りて(再販を受けて)、自社ブランドで通信サービスを行う事業者のこと。
ということで、SIMはドコモのものなんですね。
ちなみにビックSIMはドコモから回線を買ったIIJ mioというMVNOのサービスを、ビックカメラが代理店として販売しているもので、サービス内容をはIIJと同じなのですが、ビックカメラで買うと同じ値段でビックポイントもつくし、公衆無線LANサービスがつくしとお得なんです。
ややこしいですが、とりあえずみおふぉんを選ぶならビックカメラで買えばOKという認識で。
あと大事なのが、このSIMを使うための構成プロファイルという設定をiPhoneにインストールしておくこと。
こちらのページからインストールすることができます。
サービス概要 – iOS APN構成プロファイル
これから契約する場合はSIMを挿した後に無線LANなどで接続する必要があるので、そこだけは注意してください。
(実はここでSIMフリーのiPhoneでさらにハマったので、それはまた続きで)
あとは通信速度を切り替えるアプリを入れておきます。
前述の7GBというのはLTEでの高速通信ができる容量のことで、これを切り替えてやりくりしていくんですね。
この辺りはauなどのキャリアにはない仕組みです。
ちなみに使い切っても低速通信はできるのと、どうしても必要なら追加で容量を買うこともできます。
で、1日半ほどざっくり使ってみて
初めてのMVNOでどうなるかな、と思っていたのですが、画面左上のキャリア名がauからdocomoになったくらいで問題なく使えています。
もともと選んだ理由がこの筋に詳しい友人のすすめだったので不安はほぼなかったのですが、自分で実感するとまた違いますね。
あと意外な発見はアプリで通信量が見えるので、こまめにチェックして通信のオンオフをしてしまうところ。
もともと普通に使って3〜5GBくらいだったので、そこまで問題なく使えそうなのですがなんとなく(笑)
とりあえずもう少し使ってみて何かあれば覚書代わりにまたここに書いていきたいと思います。
個人的にはSIMフリーの端末代こそかかりましたが、iPhoneとiPadを含めた通信量がかなり抑えられる運用になったのでかなりホクホクです。
年末には契約月を迎える家人もMNP予定なので、先に色々試しておこうかな、と。
ビックSIMの案内はこちら
BIC SIM powered by IIJ
データSIMやみおふぉんのサービス詳細はこちら。
IIJmio – データ増量スタート!選ぶなら確かな品質。2GBで900円のIIJmio。
ビックSIMはAmazonからも買えるようですが、不安があるならビックカメラに行った方がいいかもですね。
ビックSIMでなくとも、母体となるIIJmioの契約はこちらからも